邦丸さんのお声で「ようこそ!お話食べちゃうぞ!」というタイトルコールがあり
坂口さんから「文化放送『くにまる食堂』…本日のゲストは、ダイアナ・ロスに怒られたことがある
甲斐よしひろさんでーす!よろしくお願いします!」と、いきなりのイジリで迎えられ(笑)
「こんにちは!甲斐よしひろです(笑)ナンだ!?それ?」と甲斐さん(笑)
邦丸さんが「俺、甲斐さん、何度もね、番組でご一緒さして貰ってますけど
ダイアナ・ロスに叱られたって…?」と驚かれると
「それねぇ、アレなんですよ、1981年くらいから
ニューヨークで、ずーっとレコーディングした、一番最初の時なんですけど…
あのー、まっ、もうこれ、話(長くなるけど)大丈夫ですかね?
ボブ・クリアマウンテンって言って、すごいエンジニアがいたんですよ、80年代に…
ストーンズとか…ローリング・ストーンズ、ブルース・スプリングスティーンとか
ロキシー・ミュージックとか、ブライアン・アダムスとか(を手掛けた)ね
そのエンジニアと仕事をやってたんですよ
…でー、一番最初にニューヨーク行った時に、いきなりホテルに電話かかって来て、そのボブから…
『悪いんだけど、2日間、ちょっと…あのー、ナンて言うか?こう…今日…今日からすぐ出来ない』と…
『2日間、ちょっと他のバンドに(スタジオを)貸さなきゃいけない』と…
それが、ストーンズだったんですよ
ストーンズの『Still Life』っていうライブが…ライブ盤があって、そのミックスが、こう…延びて…
それで、じゃ、僕らは、あのー、最終日にニューヨークで、ジャケット撮影する…
2日間…(予定に)なってたんで、それ、繰り上げて
じゃ、初日と2日目に…
『さあ、ジャケット撮影やろう!』と…
…で、3日目に(スタジオへ)行ったんですよ
…で、3日目に…2時頃に…あの…『お昼の2時頃(スタジオに)入る』って言ってたんですけど
僕、4時頃、行ったんですよ、ナンか遅くなって…
そしたら、まあそのー…そうだ!倉庫を使ったスタジオで、すごい…すごい、こう…港の方にあるんですよ
…で、こう…もうガードマンが立ってたりとか、結構すごいんですけど…
…で、パーッと上がって行ったら(笑)あのー、ドドドドドーッと、ものすごく大きな黒人の女性の…
まっ、オバさんですよね…オバさんが、すごい高いハイヒールで、ピャピャピャーと来たんですよ
『何やってんのよ!アンタ!ミックが待ってたの!さっきまで』って、すごい怒られて
それが、ダイアナ・ロスだったんですよ…(『はあーっ!?』と邦丸さん)
だから、しょ…初対面でね、(そのスタジオへ入ることも含めて)ぜ…ぜ…全部が…
『ええーっ!?』と思って…『この人、スゲェー!』
こう…ウワーッて、こう…『何やってんのよ!待ってたのよ!』って…」
…と、ダイアナ・ロスの迫力に気圧されてしまわれたことを明かされると
邦丸さんが「でも、ダイアナ・ロスさんは、甲斐さんとは初めての…?」とお訊ねになり
甲斐さんは「そう!そう!そう!もちろん!
だから、日本人なんか、そこ、誰も来ないから、今まで…
だからもう『ああ、ジャパニーズだ!』っていうんで…
(『ダイアナ・ロスさんが、ガンガンガンガンって来て…』)
ミックと、だいたい昔から仲良いんですよね、あの人は…
…で、(ミックが、スタジオを貸してくれた日本人ミュージシャンのことを)ずーっと話してったらしいんですよ
…で、(時間になっても)来ないから、もう帰ったっていうんで
『ああ、そうなんだ?スイマセン…』とか言いながら…こう…ナンか言いながら
その自分のスタジオ入ったら、あの…メッセージがあって…
あの…『Thank you!Japanese!』って言って…
…で、紅茶セットが置いてあって、ミック(から)…そこに、ちゃんと…」と返されてましたが
ストーンズにスタジオをお貸しになった件から、この「ミックからのお礼」に至るまでに
スタジオが「すごい港の方にある」ことや「ガードマンが立ってたり」することが挟まっていて
このエピソードを初めてお聴きになった方には、ちょっと判りにくかったかも知れませんね?(苦笑)
実際、邦丸さんは「えっ!?ミック・ジャガーさんとは甲斐さんは…?」とお訊ねになり
「だから、会ってないんですよ、会ってないんですけど
一応、待ってくれてたらしいんですね」…という甲斐さんのお答えに
「ちょっと、状況を飲み込むまで、時間かかりますよね?だって、ダイアナ・ロスですよ?」と
「メッセージ&紅茶セットを貰った」ことよりも
豪華な登場人物の方に気を取られているご様子で
甲斐さんが「イヤ、でも…でも、すぐ判りましたよね」と、おっしゃっても
「判るにしたって!ダイアナ・ロスが、パーッと走って来る訳でしょ?」と大コーフン(笑)
甲斐さんは「まっ、その人は『変なオバさんだなあ』と…(笑)
その瞬間は、判んないですよね(笑)…でも(笑)『ああ、ダイアナ・ロスじゃん』って…
…で、ずーっと…ずっと文句言われてんですよ、俺、その間…5分くらい(笑)
『だいたいアンタね!(ミックを待たせるって、どういうこと?)』って言って…
ワーッと言われてたんですよ…(『「ミックは待ってたのよー!」って…』と邦丸さん)
そう!そう!そう!そういうことですね…(『はあー!』)
…で、で、あのー、一応、ダイアナ・ロスも大スターですから…(『大スターですよ!』)
あのー、ちゃんと、その…ガードする人が2人くらいいるんですよ
でも、もうそんなのお構いなしに、ダーッと走って来て
…で、もう、大笑い、みんなしてましたけどね(笑)
『面白いな、この人たち』って思って…(笑)」
…と話されてましたが、以前にこのエピソードを披露なさった際には
甲斐さんが、パワーステーションに到着された時
ダイアナ・ロスは、ちょうどトイレから出て来たトコで
甲斐さんを見つけるなり、駆け寄って来て「ミックが待ってたのよ!」と文句を言った挙げ句
最後は、甲斐さんと握手して去って行ったそうだけど
甲斐さんは「ミス・ロスは、トイレを出て、手を洗ったんだろうか?」
…と心配したと、おっしゃっていたような気が…?(笑)
それはともかく…「そいで、あのー、フツー、その…フツー、メッセージ…
メッセージカードじゃなくて、あのー、コンソールタグっていうか
レコーディングのタグあるじゃないですか?
あのタグの、そのフェーダー…こう…フェーダーの、この上に
白いテープ、バーッと貼るんです…貼るんですよ
そこの所に、その白い隙間がある所に『Thank you!Japanese!』って書いてあったんで
『テープ剥がして持ってくのもなあ…』と思うじゃないですか?」と甲斐さん
邦丸さんが「えっ!?持って行かなかった?」と驚かれると「行かないですよ」と即答(笑)
更に…「しかも…しかも、ついこないだまで…
『俺、ナンか、メッセージカード貰ったのかなあ?』って考えてたら
『あっ、そうか!あそこに書いてあったんだ!』と思って…
最近、思い出したんですけど、それ…」と明かされると
邦丸さんは「それ、破いて~!スタッフの方に『スイマセン、これ、ちょっとハサミで…
ちょっと、こう…傷つけないように…』って…
スゴい記念じゃないですか!…(『まあ、そうねぇ』と甲斐さん)…ミック・ジャガーさんが…
『ミック・ジャガーを待たせた男』になるじゃないですか、甲斐さんは…」と返されてましたが
甲斐さんは「イヤイヤイヤ!違う違う違う違う(笑)まっ、それ、たまたま…」とおっしゃって
「それに、ダイアナ・ロスは激怒した訳でしょ?」という邦丸さんの言葉にも
「『激怒』っていうかねぇ…『何やってんの!』っていう感じでした
すごく気が良い人です…(『あっ、そうですか』と邦丸さん)
うん、もう、すごく気が良い、面倒見が良い…」と
ダイアナ・ロスの印象を話されている途中で、少し言いよどまれた途端
邦丸さんが、すかさず「オバちゃん」とフォロー?(笑)
もっとも、甲斐さんは「その『オバちゃん』っていうの
ちょっと気が引けるんですけど…(笑)」と笑っておられましたが…(笑)
ともあれ…「ビックリするよなあ!事情、飲み込めないよなあ…『はあ?』って感じだよなあ」
…という邦丸さんの言葉に、甲斐さんは「イヤ、でもねぇ…
だって、ボブはもう仕事する気マンマンで待ってるから…(『エンジニアとして…』と邦丸さん)
だからもう…『ああ、スイマセン』って謝り、なだめすかして…『ごめんなさいね』って言いながら
それ、そういう状…紅茶セットも貰いつつ、早く仕事に入んないといけないじゃないですか?
だからもう、フツーに…『イヤイヤ、ゴメンね!』って言って…」と返されてたけど
考えてみれば…「破れたハートを売り物に」を、思い描いた通りの音にしたい…という
その一心で悶々となさっていたのが、ボブの存在をお知りになり
あれこれと手を尽くして、コンタクトをお取りになって、ようやく一緒に仕事が出来る…という
その「大事」の前では、豪華キャストによる直前の出来事も、若干?印象が薄くなってもムベなるかなと…?