憧れを超えた侍たち3(ネタバレあり) | ボクの奥さん

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ボクの奥さんは、半世紀に渡る甲斐よしひろさんファン。このブログは、主に彼女の『甲斐活』について綴っております。

甲斐さんの東京ドーム「初出勤(笑)」の日、先発は大谷翔平選手
今大会への意気込みを訊ねられるたびに「優勝目指して頑張りたいなと思います」とか
「選手たちも勝つことを考えてますし
観てる人も勝つことが一番面白いところじゃないかと…」とか

「ホントに勝つことだけを考えて、やって行きたいなと思ってます」とお答えになりって
「どんだけ勝ちたいんだ!?(笑)」という感じなんですが
これらの言葉は、すべて本心から溢れ出たものであり
しかも、緊張感も含めて「楽しみながら」と思っておられることが
テレビの画面越しにも伝わって来る投げっぷりでした

ただ、ベンチ裏では、吉井ピッチングコーチに
「ホントは、スプリットを試したいんですけど、楽な方に行ってしまう」と明かされていて
そりゃ、来日前に、オープン戦1試合に登板なさっただけじゃ
充分な調整が出来たとは言えないでしょうし
「勝ち」にこだわられるなら尚更、無理に冒険したくはないんじゃないかと…?
まあ、吉井コーチは、大谷投手の出来に満足なさっていたらしく
満面の笑顔で「エエよ」と返されてましたが…(笑)

4回でマウンドを降りられると、今度は「大谷ルール」に則り、3番DHとしてご活躍♪
もっとも、ご本人は、フェンス直撃のツーベースヒットをお打ちになったにも関わらず
ベンチ裏で「マジか!ホームラン行けたな」と
先ほどの打席を振り返る感じで、軽くスイングしながら悔しがっておられました

でも、この大谷選手の投打に渡るご活躍は、ある意味「でしょうねぇ」と想定済み(笑)
…というより「それでこそ大谷翔平!」って感じだったんで
我が家が興味津々で注目していたのは、やはり栗山監督から
「斬り込み隊長にピッタリ!」と評されていらしたヌートバー選手♪

WBC初参加の初戦の初打席、それも初球を見事に捕らえられ
いきなりの「ペッパーミル・パフォーマンス」披露となったのは
栗山監督のおっしゃっていた通り「思い切りの良さ」が炸裂したためでしょうし
監督ご自身も、今大会の中で「嬉しかったことは沢山ありましたけど
この初戦のヌートバーのヒットが一番嬉しかったですね(笑)」とコメント

ただ、WBC第1回の優勝メンバーでいらした谷繁元信さんは…
「ヌートバーは、初めて対戦するピッチャーに
初球から積極的に振って行くメンタルの強さ」
…を持っておられるものの「メジャーの場合は、日本と比べて対戦するチームが多い分
初見のピッチャーと当たることも珍しくないし、色んなピッチャーと当たります

だから、慣れないピッチャーに対して、自分のタイミングで打ちに行きながら
見逃す、ストライクゾーンに来たら打つ、という技術が身体に染みついてるのかも知れません
日本のバッターは、初めての相手だと、つい見て行こうとして
タイミングが取れずに手を出せないことがよくあるんです」…と説明

もっとも、そうした様子見をなさらないヌートバー選手は
「WBCのような大会には、うってつけのトップバッター」なんだとか…(笑)
甲斐さんも、WBCで当たっておられるバッターは皆さん
「初球から振って行く」とおっしゃっていたし
アノ村上選手のサヨナラヒットの時も、初球からスイングなさってましたよね?

更に、栗山監督が惚れ込まれたヌートバー選手の「全力プレー」…って
センター前というか、セカンドの頭を超えた打球をスライディングキャッチされた際には
大谷投手が両腕を高く上げて感謝なさったほど
ゲームの流れを一気に引き込んで、チームの雰囲気もグッとよくなったし
色んな意味での「ファインプレー」だったんじゃないかと…?

中国に快勝した翌日は、一次ラウンドの山場と目される韓国戦
白井コーチは、韓国が大会前の強化試合で…
「4点差があって、1アウト一塁でエンドランかけて来る」ような
「何をやって来るか判らない」チームなので
「自分たちが出来ることをやろう」と話され

栗山監督は、練習中の源田選手に「韓国戦って雰囲気違う?」とお訊ねになり
源田選手が「周りがそう思ってるだけで(試合を)やってる方は特に…」とお答えになると
「フツーにやろう!(笑)」と返されていて(笑)
相手が誰かということに関係なく、自分たちの野球をやるだけだ
それが勝利に繋がるんだという自信の表れなんじゃないかと…?

ただ、韓国はオーストラリア相手の初戦で、ヒットで出塁した選手が
自軍のベンチに向かってガッツポーズなどして喜んでいる内に
かかとが塁から離れてしまったのを、オーストラリアの選手が、すかさずタッチしてアウト
さんざんなスタートを切っていたので、ホントに「何をやって来るか…?」とドキドキ(汗)

ともあれ…映画の中では、王貞治さんが、ソフトバンクの監督時代に
日ハムにいらした大谷選手と対戦なさったことはおありだったものの
「こんな風に、君と話すのは初めてだな」と声をかけられ

村上選手や岡本選手のように「日本にも良いのは居るけど」
球際の強さに関しては、まだ大谷選手に敵わないから「お手本を見せてやって」と
さすが「世界の王」らしく、大谷選手のバッティングを絶賛
恐縮したご様子ながら、嬉しそうになさっていた大谷選手の表情はレア物かなあと…?(笑)

それはともかく…この日の「声出し」は「たっちゃん、お願いします!」ということで
「兄弟、家族として、残り6試合。昨日の試合で緊張は解けた
今日は自由にやろう!ガンバリマス!サア~!イコウ!」と
前半部分は通訳の方を通してながら「ガンバリマッサー!」は心に届きますよね?(笑)

代表選手選考会議で決まっていた通り、先発はダルビッシュ選手だったんですが
2月の宮崎キャンプから参加なさっていたため、実戦での登板がないままのマウンドとなり
本来の調子からは程遠い感じで、吉田選手のライン際キャッチや
2日連続のヌートバー選手のスライディングキャッチに助けられながら
ナンとか踏ん張っていらしたものの、ついに3回表に3失点…(汗)

中村捕手は「僕の浅墓な采配のせい」と責任を感じておられたけど
ダルビッシュ選手は「あんな所(インコース)に
スライダー投げたことないよ(笑)」と笑っていらしたそうです
ただ、宮崎キャンプ以来、チームの結束を高めるために尽力して下さっている
「ダルさんに土を付ける訳にはいかない」と
すぐそのウラ、ヌートバー選手のタイムリーをきっかけに、4得点を上げ逆転♪

吉田選手は5打点、近藤選手は「必死です!必死!(笑)」というソロホームランを含む3打点
…って、日ハム時代の仲間でいらした大谷選手は「マジ最高!さすが師匠!天才!」と絶賛♪
終わってみれば、13-4で圧勝…って、まあ、例のヌートバー選手へのデッドボールや
源田選手の右手小指骨折という一大事があって、喜んでばかりはいられず…(汗)

リアタイしていた時はともかく、試合後のスポーツニュースなどで
「小指が横向いてた」ということを知ったんですが(汗)
この映画の中では、治療のため、いったんベンチに下がって来られた源田選手がとにかく
「痛み止めを飲んだら、走塁は行けます!」「走塁、行きます!」としかおっしゃってなくて(苦笑)

城石コーチが「(中野)拓夢がいるんだから代わろう!」「源ちゃん、休もう!」と
何度も声をかけられても、聞く耳を持たずって感じで(苦笑)
中野選手には「ゴメンな」と謝っておられたものの、走塁に関してはお譲りにならず
城石コーチも「ヤバい…出るって言ってる…」と、二塁ベースへと戻って行かれる
源田選手をただ見送るしか術がないご様子…(苦笑)

その城石コーチから、栗山監督は「『指は大丈夫なんです!大丈夫!』って言ってます!」
…との報告を受けたと明かされ、源田選手が
「痛み止めをラムネみたいにジャラジャラと飲んでベンチを出て行った(笑)」
…と、冗談ぽくおっしゃってたけど、守備の要の負傷はチームにとっても痛いですよね?(汗)

その夜の話し合いで、源田選手の「これでジャパンから離れる訳に行かない
「この大会にどれだけ懸けて来たか」と涙ながらに語られたという熱い思いに
「源ちゃんとやることで、世界一になると思ったんですよね(笑)」と栗山監督
源田選手に「最後まで一緒にやるぞ!」と返されたそうです

翌朝、山田哲人選手から、源田選手がチームに残ってプレーなさるとお聴きになった
周東選手と甲斐選手は「メンタル強過ぎでしょ!」「心、つえ~!」とビックリ!(笑)

その源田選手は「チームに貢献できるように」と、折れた小指を薬指と一緒にテーピングされ
少しでも強くと、痛みを堪えてボールを投げる練習をなさったり
村上選手に、牛乳を飲んで「骨をくっ付けてる」と話されてましたが(笑)
ご本人によれば…「野球が出来る=痛みはない」ということらしい(笑)

ただ、ボールを投げることとバッティングでは、指の動かし方が違うため
フレキシブルに伸縮するネット包帯で、妥協点を探られ
実際にプレーなさって、不具合が起こると、そのたびに微調整されていたみたいです(汗)
もっとも、映画では、薬指と小指の部分を「切っただけ」の手袋や
グリップを太くしたバットが映っていただけだったけど…(苦笑)

ちなみに…栗山監督は、ヌートバー選手に関しても、中国戦で「足がツった」というのは
「僕は、肉離れに近いと思ったので、韓国戦は休ませようとした」ところが
ヌートバー選手は「僕がナンのために日本に来たと思ってるんだ!
何があっても出る!(身体が)壊れても行きます!」と
その剣幕の激しさに押しきられてしまわれたんだとか…(笑)