ベースDUOライブ4 | ボクの奥さん

ボクの奥さん

ボクの奥さんは、半世紀に渡る甲斐よしひろさんファン。このブログは、主に彼女の『甲斐活』について綴っております。

「ステラ・バイ・スターライト」が終わると
岸さんが「えー『ステラ・バイ・スターライト』をお送りしている最中に
どんどんベースの身長が下がって行くという…
これって『あるある』ですか?たまにあります?

ちょっと、僕、ちゃんとカチッとハメてなかったんですね
(『伸ばしましょう(笑)』と木村さん)…伸ばします
じゃあ、ちょっと、お喋り…あのー、木村くんに任せて…(笑)」と
マイクを置いて、エンドピンを伸ばすために、かがみ込まれたものの

木村さんが「『あるある』ですね、たまにあります」とおっしゃったトコで
オフマイクのまま「これ、ナンで本番の時になるんでしょうね?
リハの時に、こういうことは起きて欲しいですよね」と続けておられました(笑)

木村さんが「スタジオで、レコーディングしてる時とかに…
静かな所でとか、ガーン!とかありますね」と話されたのを聴いて
奥さんは「ビルボードのライブ中に『ガーン!』ってなったら
たぶん、アタマからやり直しになるんじゃない?(笑)」とクスクス(笑)
笑い事じゃないんだけど、それくらい大きな音が響いたそうです

ともあれ…「ハイ、大丈夫です!ちゃんと締まってると思います」ということで
岸さんが「次の曲は…あっ、お互い1曲ずつ…えーとー、持って来た感じですね
パット・メセニーの曲をやるんですけれども
あのー、木村くんが、えーと…まず『ジェームス』っていう曲を持って来てくれていて

で、僕は、あのー、ナンて言うんでしょうね?
あのー、最初にこう…デュオやろうと言った時に
『あっ、じゃあ、この曲どうだろう?』って言って…あのー『ミヌアノ』っていう曲をね
『そうそうとやろうよ』って言って、木村くんが『あっ、イイですねぇ』って言ってくれたのに

譜面が出来上がるのが、つい一昨日くらいっていう…
非常に申し訳ないシチュエーションにはなってしまったんですけども…
ジェームス・ミラーのね、お届けしたいと思いますけどもね」と紹介なさると

木村さんは「ハイ、あのー『ミヌアノ』は、自分のバンドで、あの…やったことがあるので…
あのー、これ、実は、高校生で…吹奏楽部っていうか
ビッグバンドみたいな所で演奏始めたんですけども
その頃に、先輩たちが弾いてて…『ミヌアノ』を…青春の曲です(笑)」と明かされ

「ああー、そうなんですね?じゃあ、何から何まで把握してる感じですね?もうね」
…という岸さんの言葉に「把握してます!(笑)」とキッパリ(笑)
ただ、岸さんが「じゃあ、僕の強引なアレンジも、よく判ってるってことですね?」と返されると
「でも、まさか、ベース2本で出来る日が来るとは思いませんでした」とおっしゃってました

そして…「このお届けしてる…ちょうど1stステージの終わりですね
2曲続けて、えー、ジェームス・ミラーお届けします」と岸さん
演奏を始められる前に、オフマイクで、木村さんに「もしかしたら…」と何やら告げられ
木村さんが「うん、うん」と頷かれてから、演奏スタート

「ジェームス」は、木村さんのセレクトということで?木村さんがメロディーを担当され
…って、甲斐さんのビルボードライブでお馴染みの?
コントラバスを抱き抱えるような姿勢で、華麗な指さばきを披露なさって

続く「ミヌアノ」では、岸さんと交互に弓弾き合戦
岸さんのソロパートになると、そのプレイを楽しげにご覧になりながら
ご自身のコントラバスの側面を、パーカッションのように叩いて
リズムを取られるシーンも見受けられました

演奏が終わると…「木村将之!」「岸徹至です!」と、お互いに相手を指し示され
岸さんが「それでは、しばらく休憩させて頂きます
ごゆっくりお過ごし下さい」とおっしゃって、1stステージ終了…

「花道」沿いの席から、お二人に大きな拍手を贈った奥さん
甲斐友さんと感想を話していた時に、後方からやって来られた女性が
奥さんのそばにしゃがみ込まれたらしく「えっ!?」と驚いていたら
スマホで岸さんのコントラバスの写真を撮り始められたそうで
「こんなに熱心なファンの人がいるのに、私なんかが『かぶりつき』の席でゴメンなさい」と
ひどく申し訳ない気分になったんだとか…(苦笑)

それはさておき…しばしの休憩のあと、お二人が再び「花道」をお通りになり
ステージに上がられると…って、客席より高い位置にある訳じゃなかったようですが
軽く音出しをなさってから、岸さんが「えー、お待たせしました
2ndステージの方、始めたいと思います

あのー、たぶん、今日これだけ低音を聴けば
3ヶ月くらい低音を聴かなくてもいいんじゃないか?っていうくらい
低音を浴びて、お帰りになることと思いますけれども…(笑)」とおっしゃってましたが
それほどたっぷりと低音を浴びる機会は、そうそうないんじゃないかと…?(笑)

「あのー、次にやる曲は…ちょっと3曲連続してやろうと思うんですけども
えーと…ジャズのスタンダード、セロニアス・モンクの書いた
『ブルー・モンク』という…ブルースですね…という岸さんの紹介に

奥さんは、以前、甲斐報の名古屋ブルーノートのライブレポで
「往年の名ジャズ・ピアニスト、セロニアス・モンクは
サックス・ソロの間に最前列の客からタバコを貰って、火を点けて貰った」
「当時のジャズ・スポットの空気と距離感」に触れた一文があったことを思い出したらしい(笑)

ともあれ…岸さんが「えーと…そして、えーと…『ドッペルゲンガー』
これは、僕のオリジナルなんですけど…まっ、そのタイトルは、あとで説明するとして…
えーと…『ブルー・モンク』『ドッペルゲンガー』

そして『レディース・イン・メルセデス』という…スティーヴ・スワロウでしたっけ?
(…と木村さんにお訊ねになり、木村さんが頷かれると…)スティーヴ・スワロウの書いた曲
3曲続けてお届けしますが、えー『ドッペルゲンガー』って、あの…見る…3人見る…
(3人)目を見ると、えーと、死ぬんでしたっけ?

あのー、自分とそっくりな…あのー、ナンですか?同一人物を…みたいな…
で、2人目は死なないのかな?(笑)よく判らないけど…
3人目に会うと死ぬとか、そういう伝説があるような、アレですね、ドッペルゲンガーって…

で、あのー、これはですね、去年…一昨年か?
コロナ禍の中で、あのー、やることホントになくなっちゃって…
あのー、そのCD…あの…まっ、入口に置いてあるんですけど…
ソロベースのCD、1枚目は2019年に出したんですけど

まあ、フツーだったら…その…何にもやることなかった20年にね
2枚目を出そうなんていうのは、まあ、狂気の沙汰なんですけれども(笑)
あのー、やることなさ過ぎて、ちょっと…いっぱい曲を書いたんですよね
10曲まるまる書く時間がありまして…で、えーと、そのCDに収めた曲なんですが

あのー、YouTubeで、自分でこう…ナンて言うのかな?二重に録…録画してですね
あのー、2人…エレキベースの人とウッドベースの人、2人っていうので
まっ『ドッペルゲンガー』を…というタイトルにした曲なんで
だから元々、ベースバトルとして書いた曲なんですけど…

そのエレキベースの人とウッドベースの人が
あのー、やり取りするっていう感じだったんですけど
いつか、ベースデュオをやることになったら、弾き…やりたいなあと思っていて
『いつか』が今日なんですよ!ハイ」と説明なさって、木村さんをご覧になり

木村さんが会釈で返されると…「ついに、念願かなってね、生ドッペルゲンガーが出来る…
1回だけ、サックスの人とやったことがあるんですけどね
それは、ちょっと違うんですね、僕の中では…
まあまあ、まあまあ、フツーにファンキーな曲としてやったんですけど

やっぱ、こう…ダブルベースでやってこその『ドッペルゲンガー』と思うので、ハイ
楽しみにしております…という訳で、えーと…『ブルー・モンク』『ドッペルゲンガー』
そして『レディース・イン・メルセデス』の3曲をお届けします」とおっしゃってましたが

先の「穴熊」や「藤井システム」といい、この「ドッペルゲンガー」といい
岸さんのオリジナル曲に対する思い入れというか、その発想がとても興味深いですねぇ(笑)