甲斐よしひろ BEAT HARDWORK(8/5)2 | ボクの奥さん

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ボクの奥さんは、半世紀に渡る甲斐よしひろさんファン。このブログは、主に彼女の『甲斐活』について綴っております。

続いて、朝ドラ「とと姉ちゃん」をご覧になってから
「暮らしの手帖」の愛読者になられた方からの投稿を読まれ
「ハイ『とと姉ちゃん』ありましたね」と甲斐さん

「あっ、そうです、ハイ、あれ(とと姉ちゃん)は『暮らしの手帖』の編集者…
『暮らしの手帖』作った、えー、人の話でしたもんね、ハイ」とか
その「暮らしの手帖」の中に…「『私の好きな音楽オールタイムベストテン』っていう…
まっ、そういう見開き2ページの、ね?あのー、ページがあるんですけど…」と説明

その「著名人が自分の好きな曲を紹介するというコーナー」で
17号・18号と2号続けて甲斐さんの曲が紹介されていたらしく
17号の「好きなカバー曲10曲」とのテーマでは、江國香織さんが「恋のバカンス」を紹介なさって
「この人が歌うと、こんなに色っぽくなるのか」と書かれ
この曲が入ったアルバム(翼あるもの)を「甲斐よしひろのセンスと技術を堪能できます」と絶賛

18号は「和と洋のセンチな10曲」というテーマで
みうらじゅんさんが、甲斐バンドの「光と影」について
「聴いてみたら染みるんですよ…『恋には光と影がある』みたいな歌詞に
まだ大した恋愛もしていなかった僕は、この世には自分の知らない歌が沢山あるんだなあと
恋の予習をしたような気がしました」と記されていた…といった内容に

「これ、あのー『暮らしの手帖』は、2ヶ月に1回…2ヶ月に1回出るんですよね、ハイ
で、その江國さんが紹介してくれてるっていうんで…
江國さんが僕に『書きました』って言って教えてくれたんで
17号買ったんですよ、江國さん(のベストテンが)載ってる…

で、17号買った(買いに行って下さった?)人間がですね
そのまんま流れで、次(18号)も買って来てくれて…まあ有難いことに…
ということで、僕、じゅう…えー、8号も実は見てます、ハイ」と明かされ

「えー、まあ、これ…みうらじゅんがですね
えー『光と影』…意外だなと、すごい思ったんですけど
えー『和のセンチな曲』5曲、えー『洋のセンチな曲』5曲っていうことで、計10曲になるんですけど

あのー、その時の、その洋楽のヤツ(5曲を)見てると
『あっ!みうらじゅんはプログレ好きなんだ』と思って…そのプログレ好きの感じが…
好みが、このまんま、この『光と影』に…曲に反映されてるっていう感じでしたね、ハイ

あのー、洋の…あのーセンチな5曲の中に
クリムゾンの『ムーンチャイルド』とか入ってるのね
で、これ『光と影』はね、非常にクリムゾンから影響されて…(笑)
曲自体はそうじゃないんだけど…曲自体は、僕、アマチュアん時、書いたんで…

えー、それにアレンジする時に、非常にプログレっぽい…
露骨にその味つけをしたというのがあるんで、えー、そういうナンかこう…
やっぱり、みうらじゅんのその時の好みが、このまんま『光と影』にね
『好きですよ』っていうのが出てたと思います」と分析なさってましたが

我が家で「みうらじゅん」さんと言えば…
「広告代理店が手がける様々な仕事を1人で全部やる『一人電通』」となられたきっかけが
美大時代に「昨日まで酒を飲んで、甘い夢を語っていた奴等が
急にスーツを着て会社を回り始め、当然、不安になり、2社だけ面接を受けた」ことで
その1社が、かつて甲斐バンドが所属されていた「シンコーミュージック」だった
…というエピソードが、一番に思い浮かびます(笑)

その面接の時に、ご自身の漫画が掲載された雑誌をお見せになったら
面接官に「漫画家として頑張って下さい」と言われ(苦笑)
次に面接をお受けになったサンリオでは「当時『牛』がマイブームだったので
『牛のキャラクターグッズを出したい』と言ったら
『それは自分でして下さい』と…」返され(苦笑)

「『どこか受け入れてくれる会社があるかも?』という
甘い夢をハッキリと打ち砕いて頂いた」とみうらさん
「就職試験って『似合わない格好でも生きて行けますか?』って
問われてるんだなって、つくづく思いました」と振り返っておられました

ちなみに…みうらさんが、そう話されていたお相手…編集者で写真家の都築響一さんが…
「好きなことをして、お金になればいいと思いがちだけど
好きなことはお金にしたくない人もいるんですよ

好きなことを飯の種に出来れば幸運だろうが、金稼ぎは不安定なもので
やがてその『好き』も濁って来るかも知れない
でも、仕事をただの手段とするのもやるせない
いずれにせよ、好きなことだけして大金持ちはあり得ない」…とおっしゃると

みうらさんは「実は、自分の好きなことで仕事になっていることは、ほぼないです
頼んで来たクライアントや読者が喜ぶことをやって来ました
自分の好きなことは、10の内1にして、9は膨らませています」とお応えになっているんだけど

ボクは「チャートに入るロック」を目指されたミュージシャンの方が
一方で「売れ線を狙ってコケたら、目も当てられないから」と
世間に迎合するような作品だけは書くまいと、自らを律していらしたことを思い出しました

それはさておき…「まっ、僕、19歳の頃ですね
もう、とにかく大森さんと…(後の甲斐バンドの)リードギターの大森さんと俺は
もう、クリムゾンとサンタナばっかり聴いてたんで、1年間…
えー、もう延々そこで、研究とかっていうより…でも、好きでね、好きで延々聴いてた

えー、特に、クリムゾン1stと2枚目と…えー、キング・クリムゾンね
それから、サンタナ3rd…サンタナ3rdはもう…
サンタナは、3rdはもうプログレですから、ハッキリ言って…
えー、素晴らしいなあと…えー、思っておりました、ハイ

ということでね、まあ…まあ、ナンかこう…こういう感じで
『暮らしの手帖』で、2号続けて、あのー、ピックアップして貰えると
ホント、ナンか嬉しいなあという感じがしますね、ハイ」と話されてましたが

その「光と影」は、甲斐さんが「ジェレミー」という映画をご覧になって
その感動のあまり、1日足らずの内に書き上げられた歌詞に
大森さんがメロディーをおつけになったそうで

リリース当時、甲斐さんご自身が…「シンプルで、とても気に入ってます
甲斐バンドの作品では、詞と曲が珍しく(笑)
ピッタリ合っている傑作だと思ってます」…とコメントなさっていた曲で
「7月になると、やっぱり大森さんのこと思い出すのかなあ?」と奥さん

甲斐さんが、旅行代理店をお辞めになり「照和」に戻られ
プロのミュージシャンになろうと決心なさったのを機に、ご実家を出られて
妙安寺ファミリーバンドの皆さんの「合宿所」に居候なさっていた頃
大森さんがお住まいになっていたアパートに、よく訪ねて行かれてたらしく
「きっと、その当時の話だよねぇ…」と遠い目

そのアパートのことは、ボクも何かの資料で読んだ覚えが…?
そうそう!確か、長岡さんも同じアパートにお住まいで
甲斐さんは「じっくり曲を聴きたい時は、大森さんの部屋
思いきり騒ぎたい気分の時は、長岡の部屋に行ってた(笑)」と
その目的によって、訪問先を選んでいらしたんですよね?(笑)