甲斐バンド ビルボードツアー2021大阪(6/1)4(ネタバレあり) | ボクの奥さん

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ボクの奥さんは、半世紀に渡る甲斐よしひろさんファン。このブログは、主に彼女の『甲斐活』について綴っております。

甲斐報の「ビルボードライブ コンプリートBOX」特集の中で
木村さんが「甲斐さんは、ボーカリストとバックバンドというのではなくて
ボーカルもギターやベースと横並びの一つのパートであって
一緒にグルーヴを作っていくという感じだなあという印象がありますね
それがすごく楽しいです」と話されてましたが

それは「甲斐よしひろのワンマンバンド」と言われた甲斐バンドでも
ツアーごとにメンバーをお選びになるソロライブでも
甲斐さんには「バンド」…1つのチームの一員という意識がおありだからなんじゃないかと…?

まあ、かつての甲斐バンドツアーみたいに、メンバーもスタッフも皆さんご一緒に
「同じ釜の飯」を召し上がって「次の街へ 次の街へ」と移動なさる…といった
いわゆる「生活を共にする」感じは少なくなり
現地集合・現地解散という形のツアーだとしても
やはり「肌が合わない」方は、いくら腕の良いミュージシャンでも
「バンド」のメンバーにはなれないような気が…?

それはともかく…「ナイトウェイヴ」「眩暈のSummer Breeze」「メモリーグラス」と
スタンディングで大いに盛り上がり、ライブは更なる佳境へ突入♪
「ダイヤル4を廻せ」で、奥さんは、またまた甲斐さんと木村さんに交互に視線を奪われ
首の筋をおかしくしながら大暴れしたあと(笑)
ついに、今ツアーのハイライト「25時の追跡」が始まり

鈴木さんが刻まれるアコギのリズムに突き動かされて、ひと汗かいた頃
間奏に入って、甲斐さんがスタンドマイクの前を離れられ
…って、ツアー初日には、左足を斜め前に1歩踏み出されただけで
特にステージ上を動かれることはなかったそうだけど(笑)

ツアーが進んで行く内に、甲斐さんの可動域(笑)も広がって
この日の2ndステージでは、奥さんの目の前までやって来られたらしく
その途端に、膝がガクガクし始め「体でリズムを取ってるっていうより
足の震えが全身に伝わってる感じ(汗)」になってしまったんだとか…(笑)

でも、甲斐さんは甲斐さんで、1stステージでは
「フェイスシールドがキラキラしてて怖い!(笑)1列目!怖いよ!」
…と、ステージ正面のテーブル席を指差されたり
2ndステージでは「キラキラの恐怖と戦いながらやってます(笑)」とおっしゃったり…(笑)

…って、奥さんによれば、去年の「横一列」のテーブル配置の際には
「闇の中で、時々キラッと光るから、機動隊に囲まれてるみたい(笑)」でいらしたのが
今年は「二列横隊」のフェイスシールド軍(笑)が、すぐ目の前で、微動だにせず立っていて
「無言の圧力」のようなものをお感じになったんじゃないかと…?(苦笑)

でも、1stステージでは、去年、ビルボード大阪で配布されていた
「ガチの医療用」みたいなフェイスシールドは
持ち帰りOKだったことを覚えていらしたのか?
「そのフェイスシールドって、持って帰れるの?」とお訊ねになり

「フェイスシールド軍」の皆さんが、首を横に振ってお答えになると
「えっ!?持って帰りたいよねぇ?あっ!俺が、1コずつサインすれば…
まあ、もう今さらやる気はないですけど(笑)」とおっしゃって
奥さんをぬか喜びさせて下さったみたいです(笑)

そして、本編ラスト曲の「光あるうちに行け」
もう、ほとんどの観客の皆さんは、大阪以外で今ツアーに参戦しておられたり
あるいは、5月23日の横浜公演の配信をご覧になっていたり…で、いらしたらしく
この日、甲斐さんが木村さんをイジられた際に
この曲をネタバレなさっても、差し支えなかったようだけど

奥さんが、ファンクラブ先行予約で入手していたチケットを引き取ってくれた甲斐友さんは
今ツアーどころか、ビルボードライブ自体が初参戦だったため
「いつやるんだろ?」と、ずっと気にしていたらしい(苦笑)

メンバーの皆さんが、一旦ステージを下りられる前に
客席に向かって手を振って、拍手にお応えになるのは、いつも通りだったものの
「すぐ後ろが出入口だから、木村さんのハケるのの速いこと!(笑)」と奥さん苦笑い(笑)

アンコール待ちが終わり、ステージのライトが点くと
観客は再び立ち上がって、演者の皆さんをお出迎え
…が、この日も「まあ、落ち着いて、一回座りましょう」と甲斐さん

名古屋公演の際は、観客が、じっと立ったままで見つめていると
松藤さんが歌いにくいのでは?…といったご配慮があったと思われ
実際、甲斐さんが2コーラス目を歌い始められた時に
再び総立ち状態になったという経緯があったものの
奥さんは「今思えば、同時に『手拍子禁止令』も出てたなあ」と思い出し…って今さら?(笑)

甲斐さん的には、着席してじっくり聴いて貰いたかったのかも知れない」
2ndステージは、立ち上がってのお出迎えのみ継続し
甲斐さんの「着席勧告」に従って着席したら
ステージ正面辺りの前方席の皆さんは立たれたままで、超過密状態だったんだとか…(苦笑)

ともあれ…「今日は、こんなに来てくれて感謝してます!」と甲斐さん
「代わりに、松藤がキーボードを間違えることもなく、歌ってくれる!(笑)」とおっしゃって
観客が拍手すると「その拍手は、松藤にはプレッシャーになるから…(笑)」
…って、松藤さんを気遣っておられるのか?追い込まれてるのか?…(笑)

横浜公演の際に、松藤さんがキーボードの弾き語りで
「レイニー・ドライブ」を歌っていらっしゃる間
甲斐さんが鈴木さんの陰に隠れてしまわれるように見えていたのは
甲斐さんのストゥールが、鈴木さんの後ろ…ステージ奥に置かれていたためだったらしく

2ndステージの奥さんの席からは、1stステージでは見えなかった
鈴木さん、木村さんと何やら楽しげに言葉を交わされたり
そのご様子を見つめていた奥さんの方をご覧になったりする(…と主張(笑))
甲斐さんが、真っ正面から見られたそうですが

若き精鋭のお二人と談笑なさっていたのは
立ちっぱなしでいらした観客の皆さんについてだったのか?
「レイニー・ドライブ」を歌い終えられたあと
「立ってても座っててもいいんだよ、熱意は伝わってるから…」とおっしゃって
奥さんは心の中で「じゃあナンで座らせたの?(笑)」とツッコミ(笑)

更に「俺が、ある所でブチ切れたって話があるんですけど…ホントです!(笑)
ナンか、身じろぎもせず、反応もせず、高い金払ってるのに何しに来た?って感じで…
ちょっと動きの激しい人見て『ほら、あの人…ちょっと…』とか(目引き袖引きする仕草)…」

…と、東京公演でのMCを再現なさったそうで
「ほら、立たなかったら立たなかったで怒るし…(笑)」と口答え(笑)
まあ、立とうが座ろうが、人がどうであろうが
それぞれ個人のスタイルで楽しめってことなんでしょうね?

それはともかく…2ndステージの方が盛り上がるという
「ビルボードライブあるある」は、この日も例外ではなかったみたいだけど
これまでの1日2公演の中では、一番その落差が小さい…
つまり、この日は、1stステージも、2ndに遜色ないくらい盛り上がったんだとか…♪
もっとも、2ndの「神席」の威力は絶大だったようですが…(笑)

甲斐さんも、この日のステージには手応えを感じられたらしく?
「今日バッチリやったんで、来週はそこそこだって
8日,9日に来る人に言っといて!(笑)」と笑っておられたんだとか…(笑)

大ラスの「嵐の季節」も、もちろん皆さん大いに「ハミング(笑)」しながら、拳を突き上げられ
真夏日に相応しく、いい汗をかいて大団円を迎えられたみたいです♪

余談ですが…1stステージの「最後の挨拶」の時に
ライブ中、何度も目が合ったからなのか?
それとも、ご自身の立ち位置の近くの席で、ピョコピョコしてたのが目についていらしたのか?
立ち去り際にイチローさんが、ピンポイントで手を振って下さったらしく
「イヤイヤ、甲斐さんと木村さんばっかり見てたのに恐縮です!(汗)」と奥さん(笑)

そういえば、以前の甲斐バンドツアーで…
イチローさんの目の前の席だったにも関わらず
「氷のくちびる」と「ポップコーンをほおばって」の最後に
ステージ際へ出て来られたイチローさんではなく
下手側の「ギターを弾く甲斐さん」をロックオンしていた(汗)奥さんに

ステージから下がられる直前、イチローさんがピックを投げて…
というより、まるで手渡しの如く…下さった時も
「えっ!?ナンで私に…?」と、大層ビックリしていたことが…(苦笑)

そうそう!この日は、お出迎えが出来なかった代わりに
おそらく?終演後に帰京なさるであろう甲斐さんをお見送りしようと
ライブが終わるや否や、甲斐友さんと新大阪駅に向かったところ
JRが遅れていて「ウソでしょ!?」とヒヤヒヤ(苦笑)

甲斐さんが終演後すぐに、お車に乗られたとしたらコレかな?
…という便の発車時刻にナンとか間に合って、まだ甲斐さんのお姿がないことを確認し
ホッとしたついでに、喫煙室で一服していたら
ガラス越しに松藤さんとイチローさんを発見!
松藤さんが入って来られるかも知れないと、慌てて喫煙室を飛び出し、ホームに駆け上がると

ほどなくして、イチローさんがお一人でホームにやって来られ
しばらくして、松藤さんが「大阪土産」を手に、ホームへ上がっていらしたそうだけど
イチローさんが座られたベンチが死角になっていたため
辺りを見回してイチローさんを探しておられるご様子…(苦笑)

松藤さんが、奥さん達の方をご覧になった時に
「こちらですよ」とベンチのある方を示して差し上げると
「そっち?」と奥さん達の前を通り過ぎて行かれる、そのどさくさ紛れに
「お疲れ様でした!」と声をかけさせて頂いたらしい(笑)

そのあと、マネージャー氏とビルボード大阪のスタッフの方とご一緒に甲斐さんがやって来られ
目の前を通り過ぎて行かれる間、息を詰めて見つめ、テンションMAXの奥さん達(笑)

ただ、緊急事態宣言下の大阪から、こんな時間に乗車なさろうという方は、ほんの数人で
どう見ても旅行客には見えないおばちゃん達(笑)を不審に思われたらしい?
ビルボードのスタッフの方が、ず~っと警戒なさっていたそうです(笑)

やがて、甲斐バンドのお三方が乗車される列車が到着し
車中の人となられた甲斐さんの座席は、ちょうど奥さん達が立っている辺りで
ホームから窓越しに、ジャケットをお脱ぎになり、ブランケットを取り出され
シートを倒して寛がれるお姿を確認してキャイキャイ…ってフツーじゃん!(笑)

無事にお見送りを終えて、ホームから降りるエスカレーターに乗ると
すぐ前に乗っていらしたビルボードのスタッフの方が
急に振り返って「ライブに来られてました?」と声をかけて来られたので、慌てて「ハイ!」と頷くと
「平日だったんで、ナンとか開催できて良かったです!」と
本当にホッとなさったようにおっしゃったらしく
「ああ、やっぱり大変なんだなあ…」と改めて実感したんだとか…