その後の連ドラ28 | ボクの奥さん

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ボクの奥さんは、半世紀に渡る甲斐よしひろさんファン。このブログは、主に彼女の『甲斐活』について綴っております。

中野渡頭取が、脅しを退けるとは思っていなかったらしき乃原弁護士は
「ナンだと!?この件が表沙汰になってもいいんだな!」とテーブルを叩きつけたものの
「どうぞ、ご勝手に…やれるものならやってみなさい。あなたが言ったことは仮説に過ぎない
証拠を出しなさい、証拠を!出せるものなら出してみろ!…お引き取りを…」と貫禄負け(笑)

一方、半沢は、その証拠を持ち出した大和田を探すため
「渡真利、苅田に頼んで位置確認をメールしてくれ!」と社用携帯のGPSを使い
ホテル・ニューオータニ内のレストランに乗り込み…
って、支配人らしき男性が「お客様!お待ち下さい!お客様!お客様!お客様!…」

…と制止するのを振り切るシーンを観て、あれっ?と思ったら
その直前に観た「麒麟がくる」でも、吉田鋼太郎さんが
同じように制止を振り切って「近藤」に会いに行くシーンが…(笑)
そういえば、吉田さんも半沢の上司役で、シーズン1に出演なさってましたよね?(笑)

それはさておき…大和田がいるはずの個室に入ると
「これは、これは、半沢君だったね?」と箕部幹事長!?
「どうして幹事長がここに…?」と半沢が驚くのも無理はなく
「私が呼んだんだ」と説明したのは中野渡頭取!?

大和田が「君こそ、何しに来たんだ!招かれざる客は帰りなさい!」と怒鳴るのを
箕部が「まあ、せっかくだ、君も飲むか?」と取りなし
「申し訳ありません!幹事長…幹事長の寛大なお取り計らいに感謝なさいよ」
って、すっかり長いものに巻かれた感じだなあと…(汗)

半沢が「あなたもそうだったんですか?
トミさんと同じように、頭取から旧Tの過去について調べるように指示されて…?」と訊ね
大和田が「ああ、トミさんには内緒でね」と答えると
「あの資料はどこですか?地下5階にあった例の資料です
もう頭取には見せたのですか?どうなんです?」と詰め寄るも

「うーん…あれね」と言葉を濁していたトコへ
箕部が「ああ!もしかして、これかな?例の資料って…」と封筒を見せたので
大和田も「たった今、頭取のご判断で、幹事長にお渡しされたところだが、何か?」と開き直り
箕部は「まっ、そういうことだ」と、ほくそ笑み

半沢が「頭取、何故ですか?これは当行にとって今後の命運を左右する重大な証拠です
箕部幹事長が当行で何をしたか、それを把握された上でのご判断ですか?」と訊ねると
頭取は「当然だ」と答え、大和田が「頭取は全て把握された上で、ご判断されたんだ
君ごときが、とやかく言う筋合いはない!」とフォロー

でも、半沢は「おそれながら、到底納得できません!
過去の融資に問題があったのなら、銀行としてキッチリと調査を行い、全てを明るみに出すべきです
誰が、どのような形で、この一連の錬金術に関わったのか?
その中心となった政治家の不正、そして銀行の不正、それらを全て公表し、謝罪して
二度と同じことを起こさないよう、全力を尽くすと世間に約束する
それが、銀行として通すべき当然の筋じゃありませんか!」と反論

すると、箕部が「筋はそうかも知れない。しかし、理想と現実は違うよ
これが出たら、君たち、銀行はどうなると思う?
世間の信用は地に落ち、大混乱となるだろう
旧Tと旧Sの溝は深まり、中野渡さんが長年目指して来た行内融和は、今後二度と叶わなくなる
それが君の望む未来かね?そんな銀行じゃ、世の中の助けになることは出来ないよ!
政府と銀行、共存共栄、持ちつ持たれつで、やって行くしかない」と話すや

「共存共栄?何を言ってるんですか?」と半沢
「これは、政治家と銀行が手を組んだ犯罪です!
頭取、資料を今すぐ公表して下さい!たとえ世間からの信頼が地に落ちても
我々自身の信念を捨てなければ、銀行は必ず立ち直れるはずです
必要なのは、頭取の覚悟です!どうか!どうか本来あるべき正しい銀行の姿勢を示して下さい!

あなたがそれを示してさえ下されば、我々銀行員は襟を正し
一丸となって、失った信頼を一から取り戻して行きます
通すべき筋を通してこそ、我々は顧客のために頑張れるんです!頭取!頭取!」と訴えるも
「半沢、君には帝国航空の担当を外れて貰う。出て行きなさい!」と頭取
大和田も「半沢君、頭取のご迷惑ですよ」と促したものの動かない半沢に
再び、頭取が「出て行け!もし従えないのであれば…」と言いかけたトコで「出向ですか?」と半沢

そこで箕部が「あらららららら…これは大変だ!
悪いことは言わない。謝っておきなさい
でないと、出向どころか、銀行員ですらいられなくなるよ
謝りなさい、中野渡さんに、そして私にもだ
この日本には、相手に思いを伝えるために、古来から引き継がれた素晴らしい礼法がある

両膝を地面につき、更に両手をつき、己の頭を地べたにつける…土下座だ
さあ、やってみなさい。それで許してやるから
さあ、さあ、さあ、ほら、やんなさい」と要求
土下座と聞いて、イヤな記憶が甦ったのか?強張った表情で聞いていた大和田も
「半沢君、やりなさい!幹事長のお言葉ですよ!」と指示

「小わっぱ~!早よやれ~!」という箕部の言葉を聞き
大和田は、半沢の隣に立ち、左腕を掴んで「やるんだ!やれ~っ!半沢~!」
…って、シーズン1の最終回と立場逆転!?ものすごいデジャヴ感(笑)
「土下座しろと言ってるんだ!」と、今度は半沢の両肩を掴んで抑えつけ
「土下座しろ!土下座だ!土下座!」と力まかせに肩を押し

ついに、半沢が片膝をつくと、半沢が右手に持っていた鞄をもぎ取って放り投げ
両手を床につかせて、背中に馬乗りになりながら「土下…土下…土下座!土下座を…」
…って、もはや「トゥゲザ~」にしか聞こえない上に(笑)
最後には、大和田の足が浮くくらい、全体重を半沢の背中にかけてジタバタ(笑)
「親ガメ子ガメ」状態になっていて大笑い(笑)

それでも半沢は「イヤーッ!」と子ガメを撥ね飛ばし(笑)
「頭取!私は銀行を信じています!
我々は金融の力で、世の中の懸命に働く人たちの助けになるのだと…私だけじゃありません
この銀行に勤めるほとんどのバンカーが、その正義を、その使命を信じています

だからこそ、我々は己に厳しく謙虚に、自分たちでなく
世間の利益となることを最優先にと心がけ、真摯に励んで来たんです
あなたのしたことは、懸命に働く全銀行員への裏切りに他ならない
到底、許すことなど出来ません!」と語り続け

「おい!口を慎め!」と怒鳴る大和田に「大和田さん、あなたもだ!
そして、誰より許せないのが、箕部幹事長、あなたです!
銀行を利用し、政治を利用し、薄汚い犯罪に手を染め大金をせしめた」と追及すると
箕部は「はあ?最近どうも耳が遠くてね
もう一度、言ってくれないかねぇ」と、お得意の耳に手を当てるポーズ

が…半沢が「あなたは、もはや政治家ですらない
欲にまみれた、ただの醜い老いぼれだ!」と言うと「ナンだと!?」と幹事長
半沢は「今度はしっかり聞こえたようですね」とやり返し(笑)

「政治家とは、国民それぞれが自分の信じる理念のもとに、この国を良くするために選んだ存在です
あなたの本当の役割は、国民への奉仕のはずだ。にも関わらず、その使命を忘れ
国民の思いと願いと未来への希望を、あなたは裏切り踏みにじった
私を銀行員として抹殺したいのなら、どうぞご自由に…

だが、銀行の正義を信じる全ての銀行員のために
そして、この国の正義を信じる全ての国民のために、あなたの悪事はキッチリと暴かせて頂く
この借りは必ず返します!やられたら、やり返す!倍…イヤ、3人まとめて、1000倍返しだ~!」
…と、前週の予告で流れたシーンで、第9話は終了だったんですが

「3人まとめて」は、箕部・白井・紀本・乃原、それに笠松を加えた5人の中から
色んな組合せで「3人」をチョイスなさる方が多く…
って、我が家も「タスクフォース」関係のお三方(箕部・白井・乃原)だと思っていたんだけど
まさかの頭取&大和田が入って来るとは、ホントにビックリでしたねぇ…(汗)