古き良き昭和?その1 | ボクの奥さん

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ボクの奥さんは、半世紀に渡る甲斐よしひろさんファン。このブログは、主に彼女の『甲斐活』について綴っております。

今日、新しい年号「令和」が発表されましたけど
平成最後に、平成のスーパースター・イチロー選手が引退なさって
一抹の寂しさを覚えていたら
萩原健一さんの訃報が飛び込んで来てビックリ!

甲斐さんが「LEGENDS」で井上堯之さんの追悼特集を組まれた際に
井上さんのライブで、萩原さんがPA席を占拠(笑)なさったと明かされ
「傷だらけの天使」の最終回に触れられてましたが

以前から、萩原さんの曲を流されることはもちろん
PYGの【花・太陽・雨】をカバーなさったり
「前略おふくろ様」の料理シーンは
「吹き替えじゃないんだよ」と熱く語られたり…と
何かと話題になさっていらしたみたいだし

船越英一郎さんとご一緒にショーケンのライブ映像をご覧になった感想を
興奮気味に話されたのも、ついこの前のことだったような気がするのに…
心よりご冥福をお祈り申し上げますm(__)m

この訃報に関するニュースを眺めていると
懐かしいドラマや映画の映像と共に
「4度の逮捕」「3度の結婚」という波瀾万丈の私生活も繰り返し流されていて
本当に「最後のアウトロー」でいらしたんだなあと…

だからという訳ではないんでしょうけど
ここに来てまた、ピエール瀧容疑者逮捕に伴う
出演作品の放送自粛や回収などの対応についての批判が再燃というか

同じように薬物使用で逮捕されたにも関わらず
現在も活動を続けていたり、作品が世に出回っていたりする
アーティストの名前が幾つか囁かれていた中に
萩原さんのお名前も挙がっていたことで
再び、この話題が勢いづいて来たような気が…?

坂本龍一さんが…「何のための自粛なのか?音楽に罪はない」
…といったコメントを発表なさった際に
我が家では、その作品を作るにあたって、薬物の力を借りたんだとしたら
その作品に対する評価は違って来るんじゃないか?と思ったんですが

奇しくも、松本人志さんと小倉智昭さんが
揃って「ドーピング」という表現を使われ
松本さんが、もしご自身の映画の撮影時にドーピングがあったなら
その作品を公にしておくのはイヤだと話されたのに対し

小倉さんは、ドーピングでメダルを剥奪されたベン・ジョンソンを例に挙げられ
メダルは取り上げたとしても、そのレース自体は成立しているとして
個人の罪と作品は分けて考えるべきだとおっしゃってました

ちなみに、北野武監督は「アウトレイジ」での瀧容疑者の演技を
本当に素晴らしいと思っておられたものの
撮影時の薬物使用が疑われていることには、複雑な心境だと明かされ

公開が決定した「麻雀放浪記2020」の白石和彌監督は…
「個人の罪はあるが、作品には罪はないという気持ちで東映と話して来た」…とコメント
東映の多田社長も…「劇場での上映は有料であり
テレビ放映やCMなどとは性質が異なる」…と説明なさってます

この件について、立川志らく師匠が…「作品が素晴らしいものなら
そこにドラッグで逮捕された人が出ていても、怒る客はそんなにいないと思う


その逆で、酷い作品だったら

よくもまあ捕まったヤツを出してまで上映したよと怒られる
これはもう、作り手と客との勝負
自信があるのなら上映すればいい
感動させて批判を飲み込んでしまえ」

…とツイートなさったことに、賛否両論飛び交っていて
何でもかんでも自粛するのは、視聴者や観客をないがしろにしている
…といったご意見の方々からは賛同のツイートが寄せられる一方で

「犯罪のレベルで考えた方がいい」とか
逆に「常習幼児レイプ犯の出演する作品でも罪はないのか?
交通違反や万引きならいいのか?
罪の重さで対応が変わるのなら、薬物に対する意識が低い」とのご意見があり

まあ、我が家は以前にご紹介した
江川紹子さんの「薬物自己使用とか被害者のいない事件で
(お蔵入りなど)非生産的なことはもうやめた方がいい」というコメントに一票ですけど

青山真治監督は…「この問題には、作品の良し悪しも
作り手の自信も客の感動も、まるで関係ないと思います」…とバッサリ(笑)

かように皆さんが、それぞれの立場で様々な意見を発信される中で
ちょくちょく目にしたのが、過去に薬物使用で逮捕された著名人の名前で

瀧容疑者の関係した作品が封印されるなら
ビートルズの曲も教科書から削除しないといけないんじゃないか?…とか
ストーンズのアルバムやDVDも回収するべきでしょ…とか
クラプトンなんて、コカイン讃歌を演奏してるよ?等々…(苦笑)

そうそう!クラプトンについては、鈴木健太さんも…
「JJケイルの【コカイン】という曲がとても好きです
エリック・クラプトンのバージョンも好きです

ちなみにエリックは来日公演でもこの曲を演奏する時
歌の締めの『Cocaine!』の部分をオーディエンスに歌わせ
みんな嬉々として『Cocaine!』と大声で歌います
すごい光景です(笑)」…と呟かれてました(笑)

…で、今の時代は、コンプライアンスが確立し、ネットが普及したことで
テレビ局だけでなく、制作会社やスポンサーにも
視聴者から、直接クレームが寄せられることが珍しくなく

批判を避けるための対処が先回りし過ぎる傾向が見られ
また、いったん業界を「追放」された当事者が
復帰することも難しくなっているのに対し

昭和の頃は、マスコミの取材こそ熾烈だったものの
「コンプライアンス」という言葉さえ存在しておらず
法律や条例もおおらかな部分があり…

今のように「喫煙」シーンに目くじら立てることもなく
…って、かつては国鉄の在来線でも車輌に灰皿が設置されていたし(笑)
原付バイクはノーヘルだったし
学校の先生や部活のコーチから殴られるなんて日常茶飯事…(苦笑)
ヘタしたら、保護者の方から「バシバシやって下さい」とお願いすることも…

もちろん、昔も今も薬物や暴力は許されることではありませんが
萩原さんの著書には、松田優作さんと殴り合いのケンカになった時
内田裕也さんと安岡力也さんが仲裁に呼ばれた(笑)とか

映画「戻り川」の撮影にあたり…「朝からマリファナ、ビール
昼になったら酒、コカイン
酒をあおっちゃ、コカを吸う
スーッと鼻から、たまらねぇ
こういう役には、麻薬がいると考えて撮影している間はずっと大麻とコカインを吸ってました」

…といったことが記されていて「おいおい、イイのか?」という気もしますが(苦笑)
萩原さんのスキャンダラスな部分を挙げられた方の
「ワイドショー、追悼どうするよ?」とのツイートに注目しております(笑)