ツアーにまつわるエトセトラ2 | ボクの奥さん

ボクの奥さん

ボクの奥さんは、半世紀に渡る甲斐よしひろさんファン。このブログは、主に彼女の『甲斐活』について綴っております。

甲斐さんがプロモーションの際に幾度となく
甲斐バンドのベストアルバムの曲順が
そのままツアーのセットリストになっているので

アルバムを聴いて、流れや歌詞を予習し
ライブを楽しんで欲しいと話されるたびに
「僕らのオーディエンスは、みんな大合唱してくれるんで…」
と、おっしゃってましたが

去年の「THE BIG GIG AGAIN」での【MIDNIGHT】は「歌い過ぎだろ!(笑)」とか
「俺達をカラオケ代わりにして(笑)」といった
若干のクレーム(笑)は、口にされるものの
基本的にライブでは「コール&レスポンス」を大事になさってるんだと思うし

他のアーティストの方のライブ映像や
観覧客を入れた音楽番組などを観ると
J-POPと呼ばれる方々は概ね、観客に「一緒に歌って!」と
腕を振って合図したり、マイクを向けたりしておられるみたいだし

「ライブってそういうものでしょ」と漠然と考えていたので
先日の山下達郎さんの「苦言」にはビックリしました(苦笑)

山下さんのラジオ番組に山下さんファンの方から
「ライブに行くと、ついつい大盛り上がりの場面で
大声で合唱してしまいます」という内容の投稿があり

「気になるお便りなんですが…」と読み始められた山下さん
「隣の妻は『あなたの声しか聴こえない』と大ヒンシュク
周りの方にも迷惑かも?これってダメでしょうか?」と読み終えられた途端
「ダメです!一番迷惑なアレです
あなたの歌を聴きに来てるんじゃないんです!」と一喝なさったそうです(汗)

確かに、あまりにも大きな声で歌うのは迷惑でしょうけど
「大盛り上がりの場面」なら、他の観客の皆さんも
多かれ少なかれ歌っておられるんじゃないかと…?

もっとも、アーティストの歌声を生で聴きたいと
会場に足を運ばれる方も大勢いらっしゃるようで
「マイクを向けられるがイヤだ!」とか
「ナンで、こっちが歌わなきゃいけないのか?」というご意見も
確かに少なくはないみたいですけど…

甲斐さんファンの方でも、初めて名古屋や大阪のライブをご覧になると
「こんなに歌うんだ!?」と驚かれるらしいので(笑)
土地柄もあるのかも知れませんが…?

この話題が「ワイドナショー」で取り上げられた際に
佐々木アナが「隣にヒンシュクになるくらい
没頭できるのがスゴイ!」と驚かれると
長嶋一茂さんが「まず、奥さんを怒らしちゃダメですよね
絶対ダメ!」とおっしゃいつつ(笑)

「ついつい歌ってしまう、その気持ちは判る」とか
「山下さんがダメって言うんだったら、ダメなんだろうね
ただ、何か違和感はある」とコメントなさっていて
ちょっと意外な感じがしました…って、失礼にあたるのかな?(笑)

この話の流れで…松本人志さんが
「リズムネタの芸人の時、客が手拍子するのは絶対にヤメるべき」と話され
「芸人側から拍手を煽ること」もあれば
「『これが観たかったんや!』という手拍子」もあるのでは?との意見に

「客が一緒に参加しちゃうと
笑い役がいなくなるんですけど…みたいな感じがするし
オチが聞こえへんかったりするやんか」と説明なさっていたんですが

これをミュージシャンに置き換えれば
「聞き役がいなくなる」ってことになるのかなあと…(苦笑)
ただ、奥さんがいつも「ライブを観に行く」ことを
「参戦する」と言っているのは
「オーディエンス」もライブを構成する
大切な要素の一つだと思っているからみたいです

そうそう!佐々木アナが、サザンのライブは
会場のアチコチに設置されたモニターに
「歌詞が全部出るんです」と話されると
「最初から最後まで歌うこと前提」やら(笑)
「桑田さん用かも知れない」やら(笑)

果ては、ヒロミさんが藤井フミヤさんに
「歌詞を全部覚えてるってスゲェなー!」とおっしゃったら
「俺、プロだよ?(笑)」と返されたやら(笑)
ミュージシャンの皆さんの記憶力…
それもご自身で作られた曲の歌詞なのに(笑)…を
ずいぶんとナメてらっしゃいますよねぇ(笑)

余談ですが、先日、新聞の投稿欄に…
「初めて行く所や気になる所があれば、まずネットで検索し
その場所を訪れた人のレビューを参考にする」という方が
ある体験型のミュージアムに行かれる際に
「いくつかの酷評」を目にされたので
「期待せずにおこう」とお出かけになったところ

「とても楽しい一日」を過ごされたものの
「あのレビューを読んで、行くのを止めた人がいるとしたら残念だ
人それぞれ、感じ方が違って当たり前
自ら足を運び、自分の目で見て感じないといけない」と記されてました

確かに、どんな感性の方が、どう考えて評価なさったものかは知りようがないし
実際に「評価」が操作された例もあるし(汗)
自ら確かめるよりほかないんでしょうけど
悪い評価のおかげで、ハードルが下がった(失礼!)
という面もナキニシモアラズかなあと…?

期待が大き過ぎると、その逆になることは想像できるし
また、目標にたどり着くまで、目的を達成するまでに
困難が伴ったり、手間や時間がかかったりした場合には
「こんなに苦労したんだから、素晴らしくない訳がない」
といった心理が働くものらしいので
その点でも評価が変わることがあるでしょうね?

予めセットリストが予告されているライブで
期待に応えるだけでなく、それを超える更なる何かを観せることは
本当に大変なことだと思います