甲斐よしひろ BEAT HARDWORK(11/2)その1 | ボクの奥さん

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ボクの奥さんは、半世紀に渡る甲斐よしひろさんファン。このブログは、主に彼女の『甲斐活』について綴っております。

この番組で甲斐さんの声を聴くたびに
また1ヶ月が過ぎたんだ!?とビックリしてしまいます(苦笑)

今回は、ディランのノーベル文学賞受賞についての話からスタート♪
「彼が反権力とかいうことじゃなくて
[ああいう眩しい所に俺を担ぎ出すな!]って気分だと思う

僕より一回り上の巳年だから…アメリカに干支があるのか?(笑)
同じ巳年だから、そういう気分は判る」と甲斐さん(笑)

まあ、甲斐さんも甲斐バンドが紅白歌合戦にノミネートされた際に
「そんな晴れがましい場所は似合わないので…」と辞退され
代わりに「NHKホールを使わせて欲しい」と交渉なさったんですもんね?

ノーベル賞の選考委員長は、受賞が決定した後
ずっと沈黙を続けていたディランに対して
甲斐さんも話されてたように
コメントを発表しては、打ち消したりと右往左往(苦笑)

「これは非常に特異な状況
おそらく彼は式典ぎりぎりまで返事を引き延ばすかも知れない
無礼で傲慢だ」と苦言を呈したり

「予想していなかったが
彼は気難しいようだから驚きはしなかった」とか
「でもそれが彼ってものだ、我々は待つ
彼が何と言おうと彼が受賞者だ」と態度を和らげたり
ついには、ディランに直接連絡をとることを断念(笑)

ディランの公式サイトから「ノーベル文学賞受賞者」の文言が削除され
それが「ディラン自身の指示である」と報じられると

多くのディラン・フリークの方々は
「権威に屈しないボブの偏屈さに期待している」とか
「60年代から活躍しているミュージシャンを
今になってノーベル文学賞という権威によって追認することで
何が変わるというのでしょう」と…(笑)

萩原健太さんは「ディランの吟遊詩人たるゆえん」について
「新鮮な押韻と謎めいた暗喩に満ちた言葉の渦
時には内容に関係なく、韻を踏むために
無理矢理投入したとしか思えない語句もあったが
それがまた奇妙な異化効果をもたらし
予想外の光景を現出させていく

辻褄は合わないのにイメージが更にふくらむ
ディランの真意を掴みかねたまま翻弄され
やがて、それぞれの身勝手な解釈のもと、それぞれの物語を紡ぎあげ
それぞれのディラン・ワールドが生まれる

歌詞のそこかしこに混沌が渦巻いているが
1番ごとの最終行へ行き着いたところで
曲名でもある決めフレーズが鮮やかに歌い放たれる瞬間
聴き手に押し寄せるカタルシスたるや
まるで優れた小説のクライマックス

このある種の[ツンデレ感(笑)]を伴った痛快さが
多様なディラン像をひとつに束ねてくれる」と記されてます

藤井フミヤさんが、ある映画監督の方から
「映画で人を泣かせるのには2時間かかるが
音楽は3分で泣かせることが出来る」と言われたそうだけど

「わずか数分の歌が、心に響く物語を紡げる」ことを思えば
文学賞も当然「アリ」だなあと思っていたら
ついにディランが受賞の意思があることを発表♪受賞式が楽しみです(笑)

ただ、これまでのディラン語録を見ていると
「私の作品はただの歌だ、わかるだろ?教会の説教じゃないんだ」
「名声は呪いだ、そう考えるのがきっと正しいと思う」とか

「マスコミは僕を社会派ソングライターにしようとした
最初からそうじゃないのに」
「人の期待に沿うようなボブ・ディランであることは大変だけど
ボブ・ディランでいること自体は簡単だ」とか

「君の立場になれば君が正しい
僕の立場になれば僕が正しい」
「どんなものであれ、誰かにレッテルを貼る時は
その人の他人への接触を制限しようという意図が働いているのさ」等々

要は「自分のことを他人にとやかく評されたり
決めつけられたりするのはイヤだ!」って人なんですよね(笑)
確かに「ストレートに褒められても嬉しくない(笑)」という甲斐さんと
よく似た心理からの発言かも知れません(笑)

それはさておき…
「オッズが高いにも関わらず、毎年(文学賞を)獲れない村上春樹
僕も日本人だから、村上春樹を認める認めない以前に
獲れると良いなと思ってるんだけど…」と甲斐さん

奥さんは、その昔「甲斐よしひろが選んだハードボイルド100冊」の中に
村上さんの「羊をめぐる冒険」が入っていたことを覚えてました(笑)

「ハルキストの人達が、毎回飲みながらワクワクしてるの映るじゃない
ああいう人達を映すから、ツキが逃げてる感じがする(笑)
映すの止めたら、スンナリ獲れそう(笑)」と話されてましたが

中には「正直、受賞して欲しくない」とおっしゃる方もおられるようで
それは「ただでさえ寡作な作家なのに
もし受賞となったら、取材攻勢を受けて執筆時間が減ってしまう
それよりも早く次の作品が読みたい」からなんだとか…(笑)

村上さんご自身が受賞を切望されていることとは別にして
こういう方が本当のファンかなと思ってしまいました(笑)

それとも、甲斐さんの奥様のように
「自分が観戦するとカープが負けてしまう」というジンクスを気にされて
野球中継をご覧にならない方が、真のファンなんでしょうか?(笑)

ちなみに、次期「文学賞受賞者」に挙げられたB.スプリングスティーンは
「ボブは詩人だが、俺は自分のことを勤勉な雇われ職人だと思ってる
そこには触れないでおくよ(笑)」とコメントしたらしいです(笑)