花園ラグビー場その1 | ボクの奥さん

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ボクの奥さんは、半世紀に渡る甲斐よしひろさんファン。このブログは、主に彼女の『甲斐活』について綴っております。

31年前の明日…9月13日は、
甲斐バンドが花園ラグビー場でライブを行った日である。

参戦された方は勿論、されなかった方にも特別な野外ライブだったと思います。

奥さんは友人達と4人で参戦したそうだ。

友人が大阪中央郵便局に朝イチで並んで郵送してくれたおかげで、
3列目のど真ん中の席だったという。

会場に到着して、緑の芝生の上に
白いビニールシートが整然と並べられているのを見て、
思わず、自分達の席をめがけて駆け出してしまったそうだ。
花園の映像の中でも、そんな少女達が写し出されている。

『みんな自分の席番が書かれたビニールシートをうっとりと眺めて、
記念に持って帰ろうって言ってたんだよね(笑)』

まさか一曲目から、ステージに投げるファンがいるなんて、信じられなかったと言う。

甲斐さんは、並べられたシートを見て
『こんな風に仕切りもなくて大丈夫?』と言ったそうだが
スタッフいわく
『もうスタンディング・オベイションも浸透してますし、大丈夫ですよ!』

その後、甲斐さんが大阪でのライブのMCで、
このシート投げの事を折りにふれ話すようになるとは、
この時、誰にも想像出来なかっただろう(笑)

だが、1曲目の『破れたハート…』は、まだ序の口だったという。

ちゃんと3列目のセンターで、甲斐さんを見たのは、この1曲だけだったらしい(苦笑)

2曲目の『翼あるもの』が始まって、ワンコーラス聴くか聴かないかで、
いきなり『ドーン!』と背中を押され…

両手を上げて手拍子している時だったから、
海老反りのポーズで押し流されたそうだ。

本当に濁流にのまれたように『押し流された』としか言いようがないと言う。

人がぶつかって来たとは全く思わなかったようだ。

友人達とはぐれ、何処に流されてしまったのか
自分のシートを大事に仕舞ったバッグが、何処に行ってしまったのか

考える余裕などなく、倒されないように流されるだけ流されたそうだ(汗)
勿論、その間に演奏された曲など全く記憶にない。

早く甲斐さんに気付いて欲しい!
こんなに苦しいのに何で判ってくれないの?と
それだけを念じてステージを見つめていたらしい。

スタッフが、舞台袖で客席を指差したり、
慌ただしく走ってるのは見えるのだけど…

後から考えてみたら、
助けを求める『甲斐さ~ん!』も、苦痛を訴える『悲鳴』も、
普段のライブでよく耳にする声援と何ら変わりがないのだと気付いたそうだ(爆)

ようやく普通に息が出来るようになったと思ったら、
10列目くらい、ステージの上手側、かなり端の方に立っていたらしい。

対流のような流れで、外側へ、そして後ろへと移動したのだろう。
真っ直ぐ前に移動していたら、鉄柵に押し付けられていた筈だったと思う(汗)

やっと甲斐さんが『後ろに下がれ!』と言ってくれて、
伝説の?説教タイムが始まった(苦笑)

奥さんとしては、自分達は全くの被害者なのに
後ろから押し寄せたファンのせいで、
何で怒られなきゃならないのか?と随分ハラが立ったそうだ。

かなりの月日の後に、
『花園で後ろから押し寄せた』という男性ファンと知り合った時、
本気で殴ってやろうかと考えたらしい(笑)