安保関連法案にメリットはあるのか | 地方都市は死なず! 滝沢いっせい ブログ爽創通信  *09016693890*kpissey@rf6.so-net.ne.jp*

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上越市議会議員滝沢一成のブログです! 日々感じたこと、考えたことを、できるだけ素直に書いてゆきます。
滝沢一成のテーマは「雪」「老い」「貧困」、これらを追及します。

安保関連法案が通り、日本が集団的自衛権を行使できるようになったとして、それが本当に日本の安全保障にプラスになるのか?
政権にはそこをはっきり説明する義務がある。

日本を攻撃していない国に武力行使したり、アメリカの戦争に兵站を提供したりした場合、自衛隊が攻撃を受けるリスクは極めて高い。 日本の国土が武力攻撃を受ける可能性も増すだろう。
敵国人とみなされた日本人が、海外で殺されたり誘拐されたりするリスクも高まるのは間違いない。

それらのリスクと引き替えに日本がどのようなメリットを得ることができるのか…。
 
安倍首相は集団的自衛権が行使できるようになれば日本の抑止力が強化され、自衛上でのリスクは低減するという。
しかしなぜ日本が集団的自衛権を行使できるようになると、日本の抑止力が高まるのか?
アメリカに忠誠を尽くせば、万一仮想敵が攻めてきた時に日本を助けてくれるというのか。露骨に自国の利益最優先のアメリカがそうした義理を果たすかどうか疑問だ。
 
この法律が成立すれば、これまで70年かけて日本が築いてきた「平和ブランド」は深く傷つき、取り返しがつかないことになるだろう。
それが「普通の国」になるということなら「特殊な国」のままで良い。