ブルーインパルスが上越の空を飛ぶまで | 地方都市は死なず! 滝沢いっせい ブログ爽創通信  *09016693890*kpissey@rf6.so-net.ne.jp*

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上越市議会議員滝沢一成のブログです! 日々感じたこと、考えたことを、できるだけ素直に書いてゆきます。
滝沢一成のテーマは「雪」「老い」「貧困」、これらを追及します。

11日午前11時、高田公園100万人観桜会の空に青い衝撃が走ります。
ブルーインパルス来訪!
大技サクラを含む5つかそれ以上の技を見せてくれるはずです。

今からちょうど20年前T-2ブルーから現在のT-4ブルーに機種転換するとき、初めて取材しました。以来たぶん4回ほどブルーインパルスをディレクターとして追いかけました。

いつだったか、ブルーインパルス本拠地である松島基地の広報班長に「ブルーってお願いすれば何処でも飛ばしてもらえるものなんですか」と訊いたことがありました。「飛行できる広さがあり、それなりの観客動員が出来るなら可能性はあります」とあっさり言われ、以来その言葉がこころの片隅に残りました。

それから10数年を超える年月が流れ…僕は映像屋ではなく、市議会議員となりました。

三年前、市議2期目に滑り込ませていただいたころ、上越の話題の中心は来る北陸新幹線についてでした。
ちゃんと開業を盛り上げることができるだろうか…その時、片隅にあったブルーインパルスの記憶が蘇りました。
「新幹線開業に合わせてブルーインパルスを呼べないか…。」

当時在籍していらっしゃった山岸副市長に提案したところ「面白いね」となり、その後市長も乗り気だという話になって動き出します。

防衛省航空幕僚監部空幕広報室に強いコネを持ち続けているかつての仲間に、間に入ってもらい接触、幸い広報の担当者がかつてブルーインパルスを撮影したさいのパイロット、タックネームGOJOさんだったこともあり、話はスムーズにスタートしました。

その後は…僕というより、市役所新幹線準備室の皆さんが汗をかき、苦労に苦労を重ねてきたというのが実際のところです。
県を通してあげる書類がなかなか先方に行かず、タイムリミット寸前だったこともありました。
最後の最後に、正式発表がなかなか出ず、まさに今日までやきもきした次第です。役所がお役所仕事に泣かされた、なんて状況でありました。

今日の決定に至るまで、ほんと多くの皆さんががんばりました。特に今日移動になった吉田さん、ご苦労様でした。あなたの粘りがなかったら実りませんでした。
11日みんなで空を見上げましょう。

追記

10日の午後にリハーサル飛行があります。まったく同じ課目をやるでしょう。

ブルーインパルスの弱点は天候、天気が悪いとあっさりと中止になります。いまは祈るような気持ちです。

ブルーインパルス飛来に合わせて、高田世界館で、ブルーインパルスのドキュメンタリー映画が上映されます。まさに最初間にたってくれたスタッフたちの作品です。東日本大震災で被害にあったブルーインパルスが再び空を飛び、被災した皆さんに勇気を与えるまでを追っています。