ちょっと目眩の症状に襲われ体調イマイチな毎日です。
5日ほど前からなのですが、どうやらいろいろな人の間でうわさになりかけているようなので(昨日など「あんた、頭おかしくなったって」などという電話も来て・・・)正確にカミングアウトしておこうかと思います。
メニエール症の疑いがあるとのこと。
まず難聴がきました。その夕方から目眩が襲い、どうやらそういう症状からメニエールとみられるようです。
今もそうですが平気なときはまったく大丈夫、耳も聞こえるし目眩はここしばらく出ていない程度のものです。
ところが夜更かししたりするとてきめんに難聴がやってきます。
車の運転もできないので、それが不便です。
入院するほどじゃない、しばらく安静にということなので、なんだか身体がぴんぴんなこともあり後ろめたいのですが、自宅で休養しています。
暇なので本をたくさん読んでしまいました。
今読んでいるのは「日本再生最終勧告」~加藤寛著~です。
加藤さんは安陪さんの思想的支柱の一人ですね。
いまのところアベノミクスに直接結びつく論理展開が見えてこないのですが、そのうち出てくるでしょう。
閑話休題。
本当は本も読まず、テレビも見ず、facebookなんかもしないほうがいいのでしょうが、何もしないということができない性分のようで、ああだこうだとやっています。
もう少ししたら完治するでしょう。皆さま、滝沢一成は大丈夫ですので、よろしくお願いいたします。
で物事を考えてもきついことは何もないので、いろいろと頭に浮かべています。
さっき黙考していたことは(文字通り黙考です、沈思が付かない程度です)、上越市の最重要テーマはなにかということですね。
いま自分としては、克雪に象徴される「雪」「老い」「貧困」を政治テーマに活動していきたいと考えているのですが、それらの解決は目的でありながらやはり手段レベルであると感じています。
一方、最終目的は尽きつめれば「市民の幸せ」であるけれど、それは大きすぎるし漠とした目標だ。
で、重要度が高い目的は「上越市が生き残る」ことだと思い至りました。
いまさらではありますが。
食料戦争、TPP、貿易戦争、金融危機、少子高齢化、東アジアの政情不安・・・世界レベル国レベルのドラスチックな激変の中、同時に市独自のマター=新幹線開通というドメスティックな激変の中で、上越市というこれといった売りのない地方都市が生き残るための「市のかたち」将来のあるべき姿を決めることがとても重要です。
市が赤字転落確実といわれている平成29年度以降、どれだけ市は体力を持ち続けられるものか。行政はいま市長の指導のもと様々な行財政改革を一生懸命進めています。
市長の決意の固さと行動力、スピードは高く評価してもいいのではないかと考えます。
第3セクターの持ち株会社に非常に期待できる方を迎えることができたのも、こうした市長のたゆまない挑戦へのひとつの賜物のように感じます。
ただ、ひとつお願いしたいことがあります。
市長はじめ市中枢の皆さんが描く未来ビジョンを、市民誰もがわかるよう示してほしいということです。
市長が当選以来掲げているテーマ「すこやかなまち」・・・。
好いキャッチコピーですが、キャッチにすぎないと言っては言いすぎでしょうか。
上越市の50年後、100年後の姿はどうなるのか、「上越100年都市計画」を示していただく、それくらいであってほしいと思います。
もちろん議員もそれぞれがそんなビジョンを示せる、語れる存在でなくてはならないことは、言うまでもありません。
上越市の財政などの現状を見ると、病でなくても目眩がするところもあります。
この状態からしゃきっと20万市民が立ち上がって歩みだせる強力なリーダーシップを、ビジョンという形で示すことも加え、どうか発揮していただきたいものであります。