「景観条例改悪へ」へ市民の方からコメントです | 地方都市は死なず! 滝沢いっせい ブログ爽創通信  *09016693890*kpissey@rf6.so-net.ne.jp*

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上越市議会議員滝沢一成のブログです! 日々感じたこと、考えたことを、できるだけ素直に書いてゆきます。
滝沢一成のテーマは「雪」「老い」「貧困」、これらを追及します。

景観条例への私の記事に、市民の方がコメントをお寄せくださいました。

ご本人の了解を得て、全文を掲載します。私の「景観条例改悪へ」と読み比べてください。


(以下いただいたコメントです)



景観条例についてのご意見拝読しました。
あらためてこの問題は上越各区と全市双方のアイデンティティに関わる深い課題ではないかと、思いました。


改正前の前文における旧市偏重は13区民からすればある意味当然で、たとえ高田・春日山両城、国分寺、寺町、雁木、といえどもこの書き方ではかえって全市的な共同感情を損なう危惧は否めません。

また旧市住民の中にも配慮の不足を指摘する声があったならそれも自然な分別であろうと考えられます。 
議論はおそらく表現バランスの問題でしょう。現に13区には旧市の個別のものとは異質の壮大で魅力的な景観がありますから。


それで、
①前文を改正案どおり一般化して、条例で各地域ごと個別に記述する。
②現前文の前半はそのままにして、13区に関係する記述を簡潔かつ壮大化してバランスをとる。
この二法があろうかと存じますが、望むべきは多分②だったのでしょう。


ちなみに前文の前半は改正前どおりにして後段の、
「広大な日本海や雄大な南葉の山々、そして山里のたたずまいや久比岐野に広がるのどかな田園風景は、上越市の原風景として、私たちの心のよりどころになっている」を、 

→「風趣に富む海岸線や雄大な頸城連峰に連なる山里のたたずまい、そして久比岐野の田園風景は、大都会の人工美をも凌駕しうる日本の故郷(ふるさと)的な景観として、私たちの心のよりどころになっている」

など思い切った文言で前半部に比肩しうるようバランスに配慮したらどうだったのでしょう(少し長いですが、13区のエッセンスを抽出する意味では自然?)。


つまり、①の如く区ごとの名所的景観を13カ所個別に連ねたなら文として冗長を否めませんので、むしろ大きく強くくくって全体の流れとバランスへの配慮を試みるということです。 

※「大都会の人工美を凌駕しうる日本の故郷(ふるさと)的な景観として」。一例ですが思い切った表現は早く使った者の勝ちです。百万人の観桜会と同じ、先にどんどん使ってブランドとして育ててみる、ということで如何でしょうか。


景観の側面価値として、おだやかな山村に囲まれた水田や海岸線の風景はストレスに疲労した都会人をも十分魅了しうる貴重な癒しの景観として大きなポテンシャルを有していると日頃思っています。

最後ですが、当問題の芯は文章のマターのような気がしました。なんらかの形で13区への配慮を強めれば、前文はそのまま行けるのではないかな、と感じました。

一見して総論各論ともまだ練り足りない印象を受けました。市の構造と市民の意欲に関わる基幹的な課題と存じますので、もう一段練ったうえ、仕切り直しはできないものでしょうか。


お忙しいさなかとても恐縮に存じます。

    市民のひとりより


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