こんにちは。10月のお稽古のご紹介です。
まずは、一週目のお稽古のご紹介です。
掛け軸には鈴虫の姿が。すっかり秋ですね。
虫にちなんで、画像右下は秋の季語「虫売り」の絵です。江戸時代から大正にかけて、虫を綺麗な籠に入れて売る商売があったそうです。
二週目の掛け軸は、七福神の布袋さまです。
作者は高知出身の吉川素竹(明治26年〜昭和46年)で、幕末の有名な土佐絵師、金蔵の孫弟子にあたります。
三週目のお稽古の掛け軸「落雁」です。
菓子器は吉向松月です。
ご覧ください、下には茶花かと思いきや、
北方から渡り、掛け軸から飛び出て泳ぐ雁の姿が!先生の粋な計らいに感激いたします。
また、水指にも雁の姿がありました。
茶道では、5月〜9月の暖かい季節はお客様から炭を遠ざけるため、風炉を左側に置き、水差しを右に置きますが、(下の画像参照)
10月は肌寒くなってまいりますので、
お客様に暖を取って頂こうという配慮から、
お客様側に炭を近づけるという意図で風炉を真ん中に置きます。(中置きと云います)
そのため、空いた左側のスペースに普段よりタイトな水指を置くのです。
茶道具の配置が変わると、当然お点前もふだんの風炉のお点前と変わってまいります。
中置きのお点前は10月限定の貴重なお点前です。
こちらは、大徳寺の館長が書かれた禅語です。
全文は以下です。
「流水寒山路
深雲古寺鐘」
りゅうすい かんざんのみち
しんうん こじのかね
意;谷川の音を聞きながら山路を歩いていくと、深雲の彼方から古い寺の鐘の音が聞こえてきた。
静かな自然の情景が浮かんできますね。
以上、今月のお稽古のご紹介でした。
来月はいよいよ「炉開き」です。
こちらに関してはまた来月ご紹介させていただきますね。







