前回の続きを書いていきます
2015年5月7日
即入院が決まり、専用病棟へ移動。
両親と一緒に、白血病と今後の治療方針について
先生から色々説明してもらいました。
私は心ここに在らずでポカンと聞いていました
父はさすがでした、メモを取り真剣に先生と話していました。
母は隣で話を聞きながら震えていたように感じました
震えていることを私にバレないよう
必死に隠しているかのような...
治療の話も終盤だろうと思いはじめたとき
👨🏻⚕️←先生
ところで松岡さん
結婚していらっしゃいますか?
お子さんはいらっしゃいますか?
と先生から質問がありました。
👦🏻←私
「いえ、未婚で子供もいません。」
質問の核心が分からずサラッと答えました。
数時間前に診察室でも同じ質問を受けた気がしましたが、この時はっきり聞いた気がしています。
👨🏻⚕️←先生
放射線治療を行う場合、
精子が作れなくなる可能性があるので
抗がん剤治療の前に
精子の凍結保存をしてください。
抗がん剤治療のプレッシャーで心が折れそうな
精神状態だったのでかなりの衝撃でした。
抗がん剤やるんじゃないの?
抗がん剤やる前に精子の凍結保存…
精子が作れなくなるってことは
子供が作れないってこと?
子孫を残せなくなるってこと?
この日は白血病の診断で気持ちも頭の中も
お腹いっぱいでした
体調も2ヶ月以上悪く
この日も体温は、37.8℃
数時間前に白血病と診断されたばかりで
抗がん剤治療
放射線治療
骨髄移植
どの言葉も聞き慣れない重い言葉です。
白血病は受け入れる準備はできてきたつもりではいましたが
子供が作れなくなるなんて思ってもいませんでした。
👦🏻私の感想は…
え?なに?困る、、聞いてない
結婚して子供産まれて家庭を作っていくもんだと思ってた...
拒絶してました。
この話はあくまで
放射線治療を行った場合の可能性の話で
精子が作れなくなる可能性がある以上
勧めているとのことでした。
将来のために必要になることを考え
次の日、精子の凍結保存のできるレディースクリニックを手配してもらうことになりました。
正直な話、
色々聞いた一日で、、辛かったです。
青天の霹靂続きの1日
2015年5月7日
私にとって人生が大きく変わった1日なのです。
疲れ果ててぐっすり眠れそーな
大変な一日の記憶でしかありません
その日は全く寝れませんでした。
そりゃ寝れませんよ
次の日から抗がん剤治療?
睡眠時間削って心の準備するしかなかったのかなと思います...
という感じで今回は終わります。
続きは当時の気持ちも含めながら書いていきます
ところで、ブログの途中にある
「頭の中もお腹いっぱい」って
どういう表現なんでしょうかね
それでは、また