ある元通販バイヤーの業界裏側日誌 -7ページ目

ある元通販バイヤーの業界裏側日誌

毎日、テレビやラジオで繰り広げられる、あのハイテンションな雰囲気の通販の世界を包み隠さず赤裸々に暴露して行きます!通販好きなユーザーも、媒体を問わず物販を始めたい方も、驚愕な裏側情報をご堪能ください。

こんばんは、essenです。


ちょっと久しぶりの投稿になりますあせる


前回の投稿で、マーケティングリサーチの初歩について
書かせていただきましたが、


肝心の【過去ヒット商品のリストアップ】についてを、
ブラックボックスにしていましたので、


今日はその中身をこじ開けていきたいと思います!


さ~、心の準備はOKですか??


ちょっと長くなってしまうかもしれませんので、
トイレに行きたい方はお早めにお済ませください(多分…)


では、進めて参ります。


もし、


これをお読みのあなたが、
何らかの会社・組織に属し、


物販をビジネスにされているのであれば、


▼いつ

▼どこで

▼何が

▼いくつ


『売れたか!』という
実績を綴った諸表、


つまり“効果計測表”に、
すべての答えが詰まっています。


ん?


効果計測?


ナニソレ??


クエルンカ???


と、疑問に思われたならば、
「商品ごとのめっちゃシビアな成績表」


イメージしてもらえれば幸いです(強引な解釈でスミマセン…)


ま~要は帳簿ですな音譜


広告関係では切っても切れないほど
重要な帳簿になります。


では、


何で今さら効果計測表を読むなんて


当たりきった大学の基礎理論みたいな話を
するのかってことですが、


実は売れ筋を知る作業は、
これ以上でもこれ以下でもないからなのです。


私がサラリーマン時代に、
よく後輩や部下に言っていた言葉なんですが、


「通販なんていわば統計学みたいなもの」


昔の八百屋のオヤッサンよろしく、


「明日は雨らしいから客足減るし
 仕入れは少なめにしとくか~」方式では、


今の世界では通用しませんよね!


注)あ、コレあくまで例えの話なんで、
八百屋のナイスな親父さんを否定したつもりでは決してありませんあせる


むしろ私は学生時代アルバイトで、
某鉄道会社100%出資のスーパーで青果担当をさせてもらい、


当時の店長(青果出身だった)と社員さんを
今でもすんご~く尊敬しております!!


え~っと何でしたっけ、、、


そうそう、話を戻します。。。


効果計測表を頭の中に叩き込み
空で謳えるほど身体に染み込ませる。


「そんなん無理~ショック!


ハイそうです。


これ理想です。


全部を覚える必要なんてありません(ボソ)


だって商売やってる訳で、
学業じゃないんだから(ボソボソ)


ハシからハシまで覚える必要ないですもん。


もうお分かりですよね。


頭10コ位の商品名と、
売上げ・利益率くらいでOKなんです!



これハッキリ言って基本です!!


大切なのはあくまで、
売れ筋を知ることですから。


ただ、


すべての商品にはライフサイクル(寿命)があり、
『鮮度』があります。


鮮度のお話については、
それこそ鬱陶しいくらい長くなりますんで、


別の機会に書かせていただきますが(逃げw)


どんな商品でも、
よほどの生活必需品でない限り、


必ず飽きられ廃れて行くのは世の常。


いつまでも売れ筋ゾーンに
居座っていられるほど甘くはありませんよね。


ということは…


定期的に効果計測表を見直し、
あなたの“脳内売れ筋データ”


コツコツ更新しなければなりません。


私の実体験に基づく
事例を挙げますと、


先ず入社したてのド新人の頃ですが、


過去10年に遡り、
日毎の売上げ表を引っ張りだし、


◆どの商品が

◆どのラジオ局で

◆どれだけ売れ

◆1日に何回放送されたか


についてを徹底的に調べました。


続いて、


それらの中から
商品のジャンルを浮き彫りにし、


◆食品だったら上位はコレ

◆雑貨だったら上位はコレ

◆服飾だったら上位はコレ

◆寝具だったら上位はコレ

◆宝飾だったら上位はコレ

◆健食だったら上位はコレ ※健康食品の略

◆家電だったら上位はコレ

◆理美容だったら上位はコレ ※主にコスメとヘアケア


などとリストアップし、
最後になぜ売れたか? の要因を探りました。


これらを知ることは、
本当に財産になりました。


今でもその恩恵にすがって
生きているくらいですからw


同期の戦友からは、
ちょっと薄気味悪く写ったみたいですが汗


掛かった期間は凡そ1ヶ月、
当時在籍していた会社では、


ベテランでも新人でも関係なく、
隔週で月2回に、


商品選定を目的とした
社内プレゼンである「商品会議」が有り、


提案案件のノルマは、


▼ベテランで7~10件

▼新人で3~5件


暗黙ルールで定められており、
各員が待ったなしの状況で


血眼になって商品企画をしておりましたメラメラ


大抵の新人は入社後、
電話受注を業務とするコールセンターにて


1週間の研修を経て、
企画部に配属されると、


決まって2週間で最前線の
会議デビューを果たしていたのですが、


私はワガママにも、
上長に泣きついて


会議デビューの順延をお願いをし、


異例ではあったのですが、
渋々お許しをいただくと


慣例を破って倍の時間を費やし
基礎知識の土台作りに励みましたメモ


なんかこうして書くと、
美談に聞こえがちですが、


実際はその逆ビックリマーク


周囲の人たちから
冷た~い視線を送られたり、


“勘違い野郎”の烙印を押されたような
肩身の狭いツライ時期だったと記憶していますしょぼん


満を持した(?)実際のデビュー戦では、
周囲の期待を大きく外しボロボロの惨敗を期したのですがw…


とにかく上記についてを
耳や鼻から蒸気がふきだす勢いで調べ倒しましたDASH!


こうして一通り売れ筋を知ったあとは、


4マス媒体(TV・新聞・ラジオ・雑誌)に
敏感に耳を傾け最新のトレンド情報を収集したり、


街へ繰りだし、
人が並んでいるお店へでかけたり、


量販店や百貨店などの店内で
よく人が立ち止まる商品を観察するなど、


厭らしいほどの“耳年増”“目年増”
なるべく努めましたあせる


このようにして基礎知識を備えると、
あとは日々の鮮度チェックの繰り返しですね。


毎朝オフィスの資料棚から
効果計測表を取りだし、


現状把握に努めました。


余談ですが、
ある程度の企画マンになれば、


ベンダーさんやメーカーさんが
「良き情報屋さん」になってくれるので、


ガセネタからホットな情報まで
自動的に入ってきたりもします…


以上が売れ筋となる金脈の探り方になります。


がしか~っし!!(ワイもこれ好っきゃな~w)


「ほんなんアレちゃうんけ!

 そんな魔法の表とか持ってへん所は

 どないせ~ちゅうねん!!」



になりますよね。。。


決してウッカリ書き漏らした訳ではありません。


ここからは基礎を含んだ中級編になります。


それでは、と行きたいところですが、
案の定ちょっと長くなってしまいましたので、


この続きは次回に書かせていただきたいと思います。


ありがとうございました。


また次回をお楽しみいただけましたら幸いです!



追伸、


こうやって収集した私のデータから、
ちょっとだけ“鉄板商品”をコッソリと…


ズバリ『カニ』です!


特に、


ズワイ蟹の剥き身2kgセットでお値段10,000円前後!
(価格は毎年推移するので前後と表記してます)


業界では「棒肉」と呼んでいます。


時期は冬だけに
なってしまうのですが、


全売上げ構成でも
トップクラスのシェアを誇ります。


恐らく、


マス媒体のインフォマがメインな
ゼネラル系通販なら、


どこも同じではないでしょうか。


気になる売れる要因としては、


1、高級食材(2kgもあるのに1万円ってお得)

2、年末年始に人が集まるからちょうど良い

3、剥いてあるから食べるのも楽

4、そもそも好きな人が多い(私はエビ派ですがw)


大まかにこんな感じですが、


一番の理由は、
1、だと確信しています!


専門用語で言うと『価格訴求』
この場合でしたら『ボリューム訴求』とも言います。


因みに、かつて私が手がけたヒット商品は
“国産牛のタレ漬け焼肉5kgセット”ですw


うっ! 追伸入れたらメッチャ長なってしもうたあせるあせる


ではでは今回はこの辺りで!