市民と議会の意見交換会。 | 磯山亮オフィシャルブログ「きっと未来は、なぜから始まる」Powered by Ameba

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12月22日(土)14時から健康センター4階で、「市民と議会の意見交換会」が行われました。
この意見交換会は議会改革調査特別委員会の一環として行われるため、参加議員は、委員会所属の10名です。
テーマは、「議会基本条例特別委員会素案について」です。
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【写真は会場にいらした永田議員からお借りしました。】

前半はパワーポイントを使って、立花委員長からの説明です。
私は、立花委員長の説明に合わせ、パソコンを操作してました。
資料をデジタル媒体に写し出すと、会場内のみなさんと意思疎通をはかることに、非常に有効だと感じました。
後半は会場の市民の皆さんと質疑応答の時間。
質問としては様々ありましたが、予算
に対し、議会の意思がどの程度反映されているのかという質問が印象に残りました。
現状では、各会派での予算要望や、各議員の一般質問などで提案した政策に対して、市長部局が判断しています。

市長の権限が大きいため、議会がまとまって対峙する、そして議会の政策を市政に反映させるべきだという話なんだろうと思います。
このことは、新人として先の選挙で当選してから、議会改革調査特別委員会に所属して以降、常に頭に残っています。

地方自治法上、予算の編成権は、市長が持っています。市長も市民から選挙で選ばれています。
だから、議会の権限について議会だけで考えてはいけないんだろうと。
二元代表制の中で考えて、バランスをもう少し議会よりにふるのか?それとも議会に今以上の責任や、与野党をはっきりさせた分かりやすさを示すために議会内閣制にするのか?
地方自治のシステムとして市議会自体をどのように位置付けるかにより、役割が変わるし、役割が変われば与える権限も変わると思います。

また、社会の意見の多様性に対応するために、議会は、複数の議員で構成することが不可欠です。そして、議員が多ければ多いほど様々な意見が議会で取り上げられることになります。
この前提を踏まえれば、議員が多ければ多いほど、多様な意見により議会が構成されることになるので、特に重要政策に関して一つに纏まることは、困難になります。
私自身は、政治とはより多くの人が、納得できるような調整を行うことが役割の一つだと考えています。「より多くの人」をどう判断するのか?
間接民主主義においては、市民が選挙で選んだ議員に、判断させるというシステムになっており、最終的には数で多数決をとることになります。

議会は社会の縮図ではないかと思います。だから議会の議決は結果のみならず、議論自体にも価値があり、行政は信頼に応え、法に則った執行を着実に行うことが大切なんだろうと思います。



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