2011年 12月議会 (2) | 磯山亮オフィシャルブログ「きっと未来は、なぜから始まる」Powered by Ameba

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質問件名   小平市の経済、財政状況と今後の見通しについて



質問要旨 

世界の経済状況は、リーマンショック以降不安定な状況が続いていると言われています。ギリシャの財政破たん危機に端を発した、EU諸国の債務問題は、今やイタリヤ、スペイン、ポルトガルなどのEU全体、そして世界を巻き込んだ影響を引き起こしています。

また、アメリカではオバマ大統領が雇用倍増計画を打ち出し、国内の雇用を増やすために、財政政策、金融緩和政策が取られてきました。一方、膨れ上がる財政赤字に対して議会から厳しく削減を迫られている状況でもあり、今後のアメリカ経済の見通しは不透明な部分が多くあるのではないでしょうか。

そんな中、我が国、日本においては、内閣府が14日発表した2011年7~9月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値において、物価変動の影響を除いた実質で前期比1.5%増、年率換算で6.0%増と4四半期ぶりのプラス成長となりました。

しかしながら、最高値圏で推移する円高、欧州の債務危機などによる海外経済の減速、タイの洪水被害-の3つの重荷がのしかかる日本経済の現状があり先行きに関しては楽観することはできません。

また、国会においては野田政権がTPP(環太平洋パートナーシップ協定)の交渉に参加するかどうかについて国を二分する議論が巻き起こりました。結果としては「交渉参加にむけた協議をする」とのあいまいな結論ではあったのですが、TPPが日本にとって間違いなく大きな意味を持つことだけは、賛成、反対の議論を通じ国民全体が感じているのではないかと思いました。

このように、小平市を取り巻く経済状況はダイナミックに動いています。来年3月には予算編成を控えている中での、小平市の経済、財政状況と今後の見通しについて市の認識をお伺いしたく、以下質問いたします。



1、政府の債務残高が小平市に与える影響についてどのように受け止めていますか。

2、小平市の財政においては、第二次行財政改革再構築プランにも示されているように歳出削減と歳入拡大の必要があると思いますが、それぞれの取り組みを具体的にお示しください。

3、現状及び、今後の小平市の景気についての認識をお聞かせください。

4、市が今まで行った景気対策についてお聞かせください。

5、政府はTPP交渉参加の協議を行うとのことだが、

(1)TPPの市に対する影響をどのように考えるか。

(2)関税が撤廃されることにより、輸入品に関しては安く買えるようになると推測されるが、その場合小平市の経済にとってどのような影響が出ることが考えられるか。