比風総本家 | 金沢相談役の”ウルトラあやしい”よもやま話

金沢相談役の”ウルトラあやしい”よもやま話

人生1回きり、あと20年で終わり。残りの人生はオマケ。

今日は比国に伝わる伝統的なモノづくりをご紹介しましょう。

多くの人が携わる地場産業のまちなのです。

さて何を作っているのでしょうか?

 

やすりのようですが、どうやら手回しの手動です。

 

この鉄板が材料のようですねぇ・・・。

 

あとは職人の腕を支える様々な道具があります。

 

さて、何を作ってーるのでしょう~か?

 

 

これ、豆助?無防備すぎやしませんか?

 

場所は秘密なんですが、小さな町から山奥へと

のどかな道をバイク3ケツでぶっ飛ばします。

 

そこからしばらくぬかるんだ道を歩くと・・・。

 

 

 つきました。ここが職人が集まる工場になります。

 

 

職人の方が作業中のようですよ。

 

 

万力で何かを挟んで端っこを切り取っています。

 

 

だんだん形になってきましたよ~。もうお分かりですね。

 

 

こら!豆助。”あそこ”も豆助!お前は狂犬病の予防をしてるのか?噛むなよ。

 

 

一枚の板から削り出し方式で作っていきます。すべて

糸ノコ一本で削ったり、切ったり・・・・。

 

 

 よぉ~~~! 正解は拳銃でした。

 某テレビ局のク○イジージ○ーニィーで紹介された村なのですが

 全然クレイジーでも危険でもなく、山奥の小さな村でコツコツ

 密造してるのでした。村の人々も笑顔でやさしく、食事にさそって

 いただいて、いっしょに食べたくらいです。

 

 はっきり言って大げさなんだよ。フィリピンのイメージを悪くするな!

 (でもちょっと危険です。自己判断でおねがいします)

 

 フィリピン人ブローカーが買い付けて、韓国人や日本人、欧米人

 に売るらしいです。値段はいいませんが、先進国の人間が

 フィリピンでこんなことで儲けているのかと思うと情けなくなります。

 

 

これが今人気の小型ピストル。手のひらサイズの4連リボルバー。

バイオーダーで生産していて、いま絶賛受注中だそうです。

 

左のおじさんは知り合いの方です。とてもやさしく、紳士でした。

歴史や生業、販売先、作り方、地場産業のシステムなどいろいろ

に教えてくださいました。

また右の方は存じ上げませんが、同席された方でわたしではありません・・・。

 

一つことわっときますと、あくまでモノづくりの視点で見るようにしましょう。

一枚の鉄板から糸ノコで切り出して照準からリボルバー、持ち手などすべて

手作りの工程を見たかっただけで、銃をどうにかしようとか、もってかえろうとか、

仕入れようとかそういうことは一切いたしておりません。

当方、非社会的行為や団体とは一切無関係です。あくまで向学のため

と理解していただければ幸いです。

 

で、

 

いろんな種類のブツも見せていただきました。

これは原本らしい。

 

 

これはホームセンターで売ってるような材料で作ったようなマシンガン。

大丈夫なのでしょうか?

 

 

 知り合いの息子さんに近くのバスターミナルまで送ってもらいました。

 バイク4ケツで・・・。ついでに買い物行くらしい。運転手60kgくらい、

 俺、80キロ、後ろの子供2人合わせて100kくらい。

 フィリピンの原チャリはすごいですわ・・・・。