僕がエンパスの第一人者のローズ・ローズトゥリー女史のワークを受けたのは2008年でした。
エンパスでよく誤解されるのは、相手の感情がわかると思われることです。
エンパスはテレパシーではありません。
エンパスは相手の感情を自分のことのように感じる、つまり相手の感情と自分の感情の区別がつきません。

僕もローズ女史のワークを受けるまでは、様々な感情が僕の中に交差?同居?して大変でした。
特に大変だったのは、思春期を過ぎて人格形成がされてからでした。
友達との楽しい会話をしているときにも、突然嫌な感情を感じる。
時には自分の中に女性の感情を感じる。
とても、苦しみました。
僕が苦しんだ時期にはエンパスと言う概念は勿論、まだ日本には心理学やカウンセリングがまだまだ確立されていない時代でしたし、ネットもない時代でした。
いくつかしか発行されていない本をむさぼり、初めに疑ったのは解離性人格障害、いわゆる多重人格障害でした。
この頃、僕は子供の頃に受けたトラウマでしばしば記憶障害もありましたので、これを疑いました。
しかし、仕事上でもプライベートでも、他の人からおかしいとは言われなかったし、記憶障害はありましたが、解離性人格障害のように時間に対する解離はありませんでした。
この苦しみのなかで、僕は僕でいることが嫌になっていました。
そして、苦しみを抱えながら長い長い時間が過ぎました。

僕は
アダルトチルドレン(不完全機能家族)で、そのことを含めてカウンセリングを受けました。
そのときにカウンセラーから、エンパスと言う言葉を初めて聞いて、僕がエンパスだとそのカウンセラーは言いました。
丁度その頃にローズ女史が日本に来日して、エンパスワークを開催するときでした。
僕は訳もわからず、ローズ女史のワークを受講しました。

ワークの初めに自分の意識、エネルギーを取り戻すことをしました。
エンパス能力をオフにして、瞑想します。
僕は静かに目を閉じて、自分の内側にコンタクトしました。
すると内側のずっと奥に、輝く小さな光になりました。
その光に触れると何十年も帰っていない故郷のように、とても懐かしい気持ちになりました。
僕の中にある様々なエネルギーの中で、その小さな光のエネルギーはそれでも強く輝いていました。
自分以外のエネルギーを浄化して、自分のその光のエネルギーを胸のあたりで拡大しました。
何十年も他者の感情エネルギーで身体の中が、やっと自分本来のエネルギーで包まれました。
ワークはこの後も色々と続きましたが、僕は自分本来の意識、エネルギーを取り戻すだけでも、ワークを受けた意味がありました。

エンパスはまだまだ理解されていません。
時には超能力のように思われ、眉唾もののように見られることもあります。
しかし、エンパスであることもわからずに苦しんでいる人がいるのは事実です。
エンパスやスピリチュアルなど目に見えないものは、まだ科学的にも証明されていません。
しかし、僕が思うのは何十年、何百年、何千年経ったときに必ず科学的にも証明される日は来ると思います。





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