会話で大事なのは「話す内容」より「話し方」②

前回の続きです。


「合コンで集合した人達は、まず何から始めるか？」


・・・
それは、相手の観察です。


人間は、最初に出会ってから少しずつ、お互いの情報を収集 していきますが、まず初めに行う情報収集は「観察」です。 　

そして「観察」はやがて、様々な「洞察」に変わります。

洞察結果は、第一印象と して潜在意識に根強くインプットされ、
その後の会話に、ものすごく大きな影響を与 えます。 　


潜在意識というものは、
本人も気づいていないうちに固定概念としてこびりつきます。

この第一印象こそ、「話し方」をうんぬん悩む前に、
重要視すべき大切な要素な のかも知れません。


第一印象に最も影響を与えるのは、何を隠そう「外見」です。

外見とは、身体的特 徴や、
身に付けているファッション、そして態度のことです。

このうち、「背が低 い」とか「目が大きい」といった身体的特徴は、
本人の意思を反映したものではありませんし変えられません。

逆に髪型やヒゲ、化粧などは、ピアスやブレスレットなど
はファッションとして、本人の意思を反映しています。


第一印象はいちいち理屈で解読しているものではなく、
人間が直感的に感じる印 象であり、その多くは、
経験や本能に基づき自然と身に付けたものです。

ただし、これを理屈で解説することは、難しくありません。
例えば、次のような態度は、どういう印象を与えるでしょう？ 　

「遠くを見つめる」
「時計をチラチラ見る」
「重いため息をつく」
「あくびをす る」
「腕や足を組んだりほどいたりする」
「貧乏ゆすりをする」
「相手の正面から体 をそらす」
「空返事をする」
「頭を左右に振る」
「伸びをする」・・・。

答えはまた次回！！


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