洞察力を磨いていく

前回の続きです。

会話で大事なのは「話す内容」より「話し方」②


次のような態度は、どういう印象を与えるでしょう？ 　

「遠くを見つめる」
「時計をチラチラ見る」
「重いため息をつく」
「あくびをす る」
「腕や足を組んだりほどいたりする」
「貧乏ゆすりをする」
「相手の正面から体 をそらす」
「空返事をする」
「頭を左右に振る」
「伸びをする」・・・。


さすがに、 これはわかりますよね。
これらは、退屈している場合のサインです。
合コンで、こんな態度をとる人がいたら要注意です。



「体にぎゅっと力が入っている」
「そわそわする」
「手をもんだり、関節を鳴らしたりする」
「ペンやめがねをいじくり回す」
「咳払いをする」
「こわばった微笑みを するが、すぐ元の表情に戻る」
「神経質そうにしゃべる」
「震える」
「汗をかく」
「腕を組む」
「深呼吸を繰り返す」
「無口になる」・・・。 　

これは、緊張している場合のサインですね。

しかし、これらのサインを一つ見つけたからといって、
短絡的に洞察結果とするのもよくありません。　
ましてや、安直な思い込みや根拠のない定説などは大変危険ですよね。


例えば、早口という態度を見つけても、その原因は「神経質」 や「短気」というものもあるでしょうが、
「不安」や「自信のなさ」からくるものも あります。


また、「興奮」していたり「怒り」の感情、さらには「ウソをごまかそう」としている時にも、人はこのような態度になります。


極端な例をあげれ ば、
「アゴに、にきびができている人はフラれたばかりだ」とか
「B型の人は、ひ ねくれ者だ。」とか・・・。
それはないですよ的な・・。


しかし、こういったある程度の情報の組み合わせによって
自然と第一印象は作られていきます。


結論としてコミュニケーション能力を向上させる方法の一つとして、
「初対面でも、相手のことを正確に洞察できる力」を持つことです。


もしも、相手がどんな人なのか、
あらかじめ洞察できていれば、
あなたの緊張感も自信も全然違ってきます。 　


そして、その態度を見て、
相手はあなたに好印象を抱くでしょう


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