今日も埼玉県杉戸町の田んぼにやって来ました。
4月28日の田植えから3週間が経過しました♪
水面から顔を出す程度だったのが幾らか大きくなっています。
田植えから暫くはこんな感じで稲が枯れます・・・
正確に言うと枯れるのではないのですが虫に吸われるのです。
コイツが付くんですよ、イネミズゾウムシって奴です(-_-)
でも雨が降ると居なくなるので梅雨までもう少しの我慢です。
パトロールしていると幾らか雑草が目に付きます。
あと少し稲が大きくなれば負けないのでもう少し雑草を叩いておきましょうか!
田植え後3回目の田車除草です。
4畝の田んぼの条間を隈なく掻いて1時間30分。
やはり時間が経つごとに残った雑草は大きくなっていますね。
こういうのを残しておくと、ある時いきなり水面からビックリするほどの雑草が顔を出して手遅れになります。
上農は草を見ずとも草を取り
中農は草を見てから草を取り
下農は草を見ても草を足らず
先人の言い伝えには知恵がつまっています!
雑草が見えない内にどうするかが雑草対策の肝なのです。
田車除草の他には「米ぬか」を使った除草も有効です。
今年は15kg×3袋の無農薬米ぬかを使いましょう。
例年は2袋なのですが追肥効果も兼ねて増やしてみました。
田車をかけて水が濁った所に米ぬかを万勉なく播きます。
遠投する時はギュッと握って玉にするのはフカセ釣りのコマセ撒きと同じ要領です(^^)/
米ぬかを撒くとこんなに水が真っ白になります。
これで3日間25℃以上が続くと米ぬかの発酵が始まり水中が還元状態になり雑草の発芽・生育が抑制されるという理屈です。
明日は駄目そうですが火曜日からの天気に期待しましょう。
来週だと駄目っぽいですし梅雨入りするようですしね(*_*;
排水口ギリギリまで水を入れておいてもう水は入れません。
水を入れると米ぬかが排水口に寄ってしまいますからね!
比べると隣の慣行栽培の田んぼとこんなに違います(^^ゞ
田んぼの除草は来週まででひと段落にするつもりです。
あとは稲のパワーに任せるつもりです♪
ここまでは順調に来ています。
やるべき事を悔いなくやったら後は祈るしかありません♪
今年も豊作になりますように~_(._.)_