僕の自給自足的生活の第一歩は「手前味噌作り」からでした。
毎年その材料として大豆「小糸在来」を栽培しています。
何とも言えない、とても美味しい品種なのです(^^♪
晩生品種なので、夏にビールのお供には間に合いませんが(^^ゞ
今年は既に畑に直播きしたのと別に2種類の栽培法を試してみます。
まずひとつ目は「断根・摘芯栽培法」です。
ポットにたくさん播いて発芽させます。
ポットあたり7~8粒播いても大丈夫です(^_-)-☆
2~3日くらい経つと本葉が出てきます。
そこでポットから引き抜きます。
どうせ根は切るので丁寧じゃなくて大丈夫です(^^♪
こんな感じですね。
ちょっと徒長してしてしまいましたね(^^ゞ
本葉が出て来たところを摘芯、そして断根します。
チョッキンチョッキンとリズム良く、罪悪感に苛まれないように~(^^ゞ
はい、こんな感じになりました(^^ゞ
せっかく成長してきたところを何ということをするのでしょうか!
断根・摘芯したら2~3時間たっぷりと給水させておきます。
何せ根っこがありませんからね、この後しばらく水を吸えませんから。
ポットに挿し木していきます。
今回はポットに一本ずつが良いでしょう(^^♪
こんな感じで挿し木しておきます(^^♪
ここから新しい芽と根が再生するのを待ちましょう(^^ゞ
@@@@@@@ と、ここまでが7月2日の作業でした @@@@@
そして3日たって今朝の「断根・摘芯」ポット苗の状況です。
おお~!!!(@_@)
脇芽が早くも両脇から2本出ていますね(^^♪
これで収量が増えるという訳なんです。
今週の日曜日に畑に定植する予定です(^^)/
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そして、もうひとつ今年の宿題の栽培法がこちらです。
その名も「へそ曲がり栽培法」です(^^ゞ
稲作の不耕起・冬期湛水の発案者である故・岩澤信夫さんが低収に苦しむ大豆栽培を見かねて考えた画期的な栽培法だそうです。
何でも慣行栽培の2倍近い収量になるとか・・・(@_@)
お世話になってる農家さんがやってらっしゃるので教えて貰いました。
まずは育苗箱に1cmくらい土をいれて、そこに大豆を置きます。
あくまで置いておくことがポイントです(^^)/
そこに不織布や防虫ネットを引いて、その上から3~4cm覆土します。
直接じゃなくネットの上から覆土です(^^♪
つまり、こんな感じですね(^^♪
覆土したらたっぷりと水をやっておきます(^^)/
@@@@@@@@ と、ここまでが7月2日の作業 @@@@@@@
今朝の状態がこちらです。
おっ、育苗箱の下から根が出ていますね。
発根していたら次の作業に移ります(^^)/
ネット越しに覆土しているのを外します(^^)/
ここからが「へそ曲がり栽培法」の肝になる所です(^_-)-☆
発根したばかりの大豆は見事なまでに青白いモヤシ状態です。
ここでこのまま丸一日、日光浴させます(^^♪
そうすることで根が「緑化」するそうです。
根が葉緑素を持つと根の力が3~4倍になるというそうです(^^♪
台風一過の今日、しっかりと日光浴させてどうなったでしょうか?
おお~、しっかりと「緑化」していますね。
これを「へそ曲がり栽培法」では「土中緑化」と言います。
これを確認したら軽く大豆が隠れる程度に覆土していきます(^^)/
これで数日で発芽してくるでしょうから、先ほどと同じ作業をします。
はい、「摘心・断根」ですね!
そして脇芽が再生して来たら定植という流れになります(^^)/
今年の大豆「小糸在来」の栽培は楽しみです。
3つの育て方を比較してみます(^^)/
①直播栽培法(2本立て)
②ポット播き「断根・摘芯栽培法」
③へそ曲がり栽培法
畝ごとに生育の違いを検証して来年以降に繋げようと思います。
とても楽しい大豆栽培になりそうです(^^♪