どの世界でもそうですが、まずは正攻法を覚えなくてはいけません。
伝統芸能の世界では「守・破・離」といって、まずは基本を「守る」時期、
その後に経験を積んだら少し基本を「破」って自分流を模索する時期、そして最後に師匠から「離」れて独立する時期があります。
僕もエセ農業ですが、6年たって少し基本を破りたくなっています(^^ゞ
勉強をしていると、「胚軸切断挿し木法」なるものがあるそうな!
簡単にいうと育苗中の苗をいっぺん茎で切ってしまうのです。
それを土に挿し直すと根が再生されて病気や虫に強くなるとか!
種まきして育苗中のキュウリの苗を使ってやってみましょう(^^♪
5月11日 本葉0.5~1枚のタイミングでスパッと根元で切断します。
品種は「耐病 新節成」 栽培しやすく病気に強いそうです。
胚軸を切断したら2~3時間、水につけておきます。
たっぷりと水を吸わせて、ここから再生させていくそうです(^^♪
翌、5月12日。
ポットに挿してみました。
挿した直後から如何にも駄目そうな感じです(^^ゞ
切断した茎から新しい根が生えて来て、とても強くなるという理論。
既にスタートから駄目な気がします・・・(^^;
5月14日、胚軸切断から3日経ちました。
ほぼほゲームセットの状態です(^^ゞ
やはり理論上は上手くいっても、実際やってみると難しそうです(^^ゞ
自分の中でもほぼ諦めかけていました(^_-)-☆
ところが、5月18日になって少し様相が変わってきます・・・(@_@)
茎が起き上り、萎れていた本葉が元気に顔を起こし始めました(^^)/
枯れた双葉はそのままですが・・・
そしてこれが本日、5月24日の「胚軸切断挿し木苗」の状態です。
完全に命が蘇っている感じです(^^♪
何だか緑も深いし、葉脈もハッキリしている気がします(^_-)-☆
2枚目の本葉も出てきたので、このまま3枚になるまで育苗します。
他と同様に、定植したら行燈仕立てにしてウリハムシから守ります。
ある程度、大きくなったらネットに絡ませていきましょう。
さてさて、他の苗とどんな違いを見せてくれるでしょうか?
ウドンコ病・ベト病にならず、収量が多かったら最高ですね(^^)/
ここまでは何とか成功と言えるでしょう。
でも本当に成功と言えるのは、ちゃんと収穫出来てからですね(^^)/
今年は「守・破・離」で言うと、「破」の年だと思っています。
実は大豆も変わったことをやって見ようと思っています(^_-)-☆
その名も「へそ曲がり栽培法」です。
如何にも名前からして僕に合っています。
乞うご期待です~<(_ _)>