サルスベリ(百日紅)

 

 

 

何方様かの参考になればと、我が家の事、はたまた友人の事まで認めているこのブログ…。高齢者さんについて書かせていただいてます。左下矢印左下矢印何かを感じ取って下されば幸せです。

 

 

 

 
2017年7月、次女に誘われて孫男子のテニス試合の観戦に!

 

 

 

四 季

長谷川 櫂氏 選&解説

 

<ひとつぶの砂にも世界を/いちりんの野の花にも天国を見/

きみのたなごころに無限を/そしてひとときのうちに永遠をとらえる>                ブレイク

小にこそ大は宿る。常識をひっくり返すこの発想が、洋の東西を問わず詩の原点である。俳句もまたこの思想の賜物。18、9世紀イギリスの詩人ウィリアム・ブレイクの「無心のまえぶれ」最初の4行。寿岳文章訳『ブレイク詩集』から。

 

                      (はつと)

<絶頂が 奈落に変はる 土用波>     蜂谷一人

奈落は仏教でいう地獄。サンスクリット語(梵語(ぼんご))のnarakuを漢字で書いたもの。ここでは高々とせり上がっては、たちまち崩れ落ちる土用波をダイナミックに描く。真っ白な土用波の崩壊を繰り返しては夏は遠ざかる。

句集『四神』から。

 

 

<轟(とどろ)きの絶えずして滝あらはれず> 関谷恭子

山道を歩いていると、轟々と滝の音が響いてくる。やがて木々の奥から滝が姿を現すこともあれば、ついに見えぬまま遠ざかってゆくことも。そんなとき滝の姿を心に思い描くのだ。会いたいのに会えない人のように。句集『落人』から。

 

                    

<折鶴に 八月の風 吹き入るる〉     花土公子

8月は12か月の中でとくに重い。厳しい残暑のせいだけではなく、広島、長崎の原爆忌、終戦忌(敗戦忌)と日本人全員で戦争犠牲者を悼む日が続くからだ。「八月の風」といえば追悼のこもる風である。句集『春の星』から。

 

 

<宮城野の 露吹きむすぶ 風の音に

     小萩がもとを 思ひこそやれ>   桐壺帝

涙(露)を誘う宮中(宮城野)の秋風にも、若宮(小萩)はどうしているかと思いやられます。桐壺更衣が亡くなったあと、その母に送った桐壺帝の手紙の歌。母は終わりまで読み通せない。若宮(光源氏)は3歳。『源氏物語』から。

 

 

<五十年 はや過ぎたりき 愚かにて

      無頼なりにし 歌びとわれは〉  前 登志夫

箸にも棒にもかからない、どうしようもない人間。「愚かにて無頼」を簡単にいえば、そんなところだろうか。ただ「愚か」も「無頼」も誇りの裏返しでもあるのを見逃してはならないだろう。人生80年の感慨。『前登志夫全歌集』から。

 

                                                                   (てんこう)

<いろいろあら~な 夏の終りの 蝉の声>   川崎展宏

たしかに「人生いろいろあら~な」である。この句の「いろいろ」とは病気と明日にも訪れる死だった。それを笑って受け止める。腹の据わった俳人の人だった。82歳で逝去。その数か月前の句。「春 川崎展宏全句集』から。

                   (8月31日)

 

 

 

 

お医者様も看護師様もケアマネ様も交えない親子だけでの 

「人生会議」キューン

一方通行の人生会議でしたが、お互いに分かりあえてます

から、みんな納得の遺言だったかな…と思います。

折に触れ、何かにつけて後顧の憂いなきようにと、この私

息子達、娘達に発信してますのよ。Www愛飛び出すハート飛び出すハート

人生100年時代とはいえ、80も半ばになりますと、不測の

事態に備えておかなければなりませんからね。

 

 

本日は日曜日 皆さま穏やかな一日となります様に!!

 

 

 

義息子一家とランチ&買い物へ

末孫娘19才の運転に初乗りしましたよ!

 

 

飛び出すハート いつもありがと~ 感謝してます 飛び出すハート