タイサンボク

 

 

   菩薩様、布袋様、等に触れてる記事の転記…

 

    「丹田呼吸法」忘れてました…(;'∀')

 

        

        友人・フーチャン💛 から

 

          

 

 

 

 

       

 

    結婚する前から夫が持ってました弥勒菩薩様。

     架けた壁から見守り続けて下さってます。

 

 

 

      中近世の墓石 保護模索

近年「墓じまい」が増えるのに伴い、古い時代の様相を伝える中近世の墓石も撤去が相次ぐ。維持が難しい事情を尊重しながら、保存することは可能か、学会でも議論が始まった。

 

厚生労働省の統計によると、墓じまいなどで遺骨を別の場所に移す「改葬」は2022年度、全国で15万1076件。7万749件だった12年度の2倍近くになった。

 

墓じまいに合わせ、墓地の同区画にある中近世の無縁墓が撤去される恐れもある。中近世の墓石は、より古い時代の情報を伝える貴重な存在。

 

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故人の名前や没年が刻まれ、各時代の信仰のあり方を示す墓石はかねて、歴史探求の対象として重視されてきた。

 

堺市では、第2次世界大戦の空襲で被災した墓地を郊外へ移転する際、郷土史家が中近世の墓石の銘文や石質、大きさなどを詳細に記録。こうした「悉皆(しっかい)調査」で得られたデータが、墓制の変化や当時の社会構造を探る研究の基礎資料となっている。

大きな成果が得られたのが石見銀山遺跡(島根県太田市)。

墓石数のピークが1600年前後の2時期にあり、16~17世紀に

繁栄した銀山が一度衰退しながら、18世紀後半以降に再度繁栄した過程が判明。世界文化遺産にも登録された遺跡の歴史を示す物証となっている。

だが、近年は多くの専門家が、墓石を資料とした研究が難しくなりつつあると実感している。

 

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5月26日、千葉大で開催された日本考古学協会の研究発表会「中近世墓地の『墓じまい』を考える」で、墓石の保存のあり方を巡り、考古学や宗教関係者らが議論した。

 

宝石紫文化財保護法に基づいて可能な措置として、仏具などの遺物が確認できた中近世の墓地を「遺跡」として周知したり、宝石紫自治体が作成する「文化財保存活用地域計画」に墓石について明記したりして、保護する必要性を訴える声。

宝石紫膨大な数の中近世の墓石を調査することは自治体にとって負担が大きく、国の支援は必要との意見。

 

「考古学も社会と無縁では存在できない。墓じまいなどが進む現状を受け入れつつ、墓石が持つ文化財的価値をどう訴え、守っていくか。議論を継続することが必要」

(企画した佐藤亞聖・滋賀県立大教授(考古学))

 

      (2024・6・19 文化欄から)

 

 

  

 

 

 

      午後7時 東の空 短時間の美