人生の制限時間まで走り続けたい

 

しな・かたちこそ生まれつきたらめ、心はなどか、

賢きより賢きにも、移さば移らざらん。第一段

 

「しな」とは家柄とか門閥のこと。「かたち」は容貌のこと.

家柄とか容貌は生まれつきのものだから、どうにも変えられない。しかし心は、賢いうえにも賢いほうに移そうと思いさえすれば、どうして移せないことがあろうか。心は、努力次第でいくらでも磨くことができるのだよ。

 

 

兼好さんはけっこう人間を分類するのが大好き。「よき人」「つぎざまの人」「よからぬ人」と、人となりを三つに仕分けてしまいます。彼の理想のタイプ「よき人」は、教養があり、品のいい人。心の抑制が効き、バランスがとれて、センスもいい人。ではそういう人をどこで見分けるのかというとこれが、「話し方」や「ものの伝えかた」なのです。

人と人とのコミュニケーションは、言葉の選び方ひとつ。じつに言い得ていると思いませんか?

 

人づきあいにあってほしい、心ざま 

<心ざま>「気だて、性格、心ばせ」

<心ばせ>「心を馳せる意 性格や性質に基づく心の働き」

<心ばえ>「心延(ば)え 心に思っていることを繰り延べ 

      て、外に及ぼすこと」 

人づきあいにおける心のありようを、日本語は、驚くほどの細やかさと多彩さで表現している。

 

 

 

 

続きを書こうと台所仕事を済ませた後に挑んだのですが、気力がなくなってしまいました。 続きは次回に記しますね! (∀`*ゞ)

 

ゆるりとながら、生かされているだけで有難いと思わなければ・・・本日の心境なりけりです!

 

 

四 季

長谷川 櫂氏 選&解説

<寂(せき)として客の絶間(たえま)のぼたん哉>  蕪村

蕪村は牡丹の大家。いくつもの名句がある中で、これはしんと静かな真昼の牡丹。客の多い家なのに、きょうは誰も訪ねてこない。慌ただしい日々の谷間で、ふと見えた牡丹のまことの姿。「寂として」の一語、値千金。『蕪村全集』から。

 

 

<紫に かごとはかけむ 藤の花

 まつよりすぎて うれたけれども>  内大臣(うちのおとど)

娘雲井の雁と政敵光源氏の息子夕霧の恋。反対していた内大臣は夕霧の縁談の噂を聞いて二人の結婚を許す。藤の花の宴に招いた夕霧への歌。恨みは娘に申します。長く待たせたあなたには嘆かされたけれども。『源氏物語』藤裏葉から。

 

 

<汐先(しおさき)やよしきり騒ぐいなさ東風(こち)> 道彦

雲行き怪しい河口の青芦原。東南東の風(いなさ東風)が吹き渡りはじめ、驚いたヨシキリたちがけたたましい声で鳴き騒ぐ。「汐先」は満ち潮の波頭。一瞬の天候の変化を色と音で鮮やかに描く。一茶と同時代の人。『近世俳句俳文集』から。

 

 

 

コーラスに行ってまいりました。連日のお出かけはとても疲れます。ですが、行って良かったなと思ってますよ。

 

 

 

 

 

 

「岬めぐり」も歌いました。高齢者でも綺麗な声が出ますか  ら女性コーラスも素敵でしたよ。私は今から練習しま~す。

独りカラオケならぬ独りユーチューブ練習ですよ。      ニヤリ  

 

   

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私の長男(第一子)が本日還暦を迎えました。

おうちごはん大好き夫妻ですし、夫婦にとって貴重な

 ワインを開けるために設けた自宅ディナーのようです。

 

 

     ↗↗↗

 

 

私には夫がしっかりとベィビーを抱いて病院の廊下を歩く姿が目に浮かんでまいります。60年前の大切な思い出です。

 

退院の時の情景だったのでしょうか・・・