椅子体操の帰り道  

 

体操の間は何らの痛みもなくスイスイと出来る幸せ…先生の上手なご指導のお陰だと実感しております。血圧測定・酸素度測定の後、看護師さんから「○○さんは頑張らないことを頑張って!」の言葉を胸に一時間は瞬く間に過ぎるのです。

心身ともに満足できる時間です。帰途、来た時と同じように腹部の痛みと腰部の少しの痛みは続くのです。「歩ける限りは歩こうぞ!」と改めて心に誓った昨日の記録でした。

 

 今回も首に巻いたハンカチが 汗でびっしょり濡れました。

帰宅後、気が付けば  3時間近くも昼寝を しておりました。  

これぞ八十婆の現実なんですね・・・(´;ω;`)ウゥゥ 

 

 

 

 

夫が亡くなる2か月前のある日の様子を記してます。

夫婦共々、最高の終焉を迎えることが出来た幸せを感謝しなければなりませんね。百人百様だと思いますが、私共は最高の時を過ごすことが出来たのです。神様(運)と、何よりも現実の皆々様(支援)のお蔭だと改めて感謝の念が湧いた次第です。

 

 

 

 

 楠や楓などの大木の緑が空に映え、目にも優しい帰り路!

 

 

五郎ワールド

     読売新聞 特別編集委員 橋本五郎

 

               「死をよき友にできるか」

ぽってりフラワー『残された時間―脳外科医マーシュ、がんと生きる』

(みすず書房)

希望は、医師が自由に処方できるもっとも貴重な薬のひとつである」という信念のもとに、患者に医学的な真実を告げることと、希望を奪わないことのバランスを取ろうとしてきた。

 

ぽってりフラワー『脳外科医マーシュの告白』(NHK出版)

医師としての経験を赤裸々に綴った。前立腺がん患者として煩悶する姿を率直に語る。40年以上、患者が抱く恐怖や苦痛、死を目の当たりにしたはずなのに、一般患者と同じように診断への懐疑―恐怖ー否認-怒りー絶望を経て受容という経過をたどる。

クラシック音楽を聴きながら思う。偉大な作曲家たちはみんな死んでしまった。「遅かれ早かれ、どんな形であれ、死はすべての人に訪れる。それは人生の一部なのだから死をよき友としていけばいい」

 

 

ぽってりフラワー私(五郎)は24年前、胃がんで胃の全摘手術をした。現実には「安心立命心を安らかにして身を天に任せどんなときにも動揺しないこと)の境地には達しない。後輩の罹患者にアドバイスの手紙を送る。

①お医者さんを信じなさい。素人があれこれ調べても疑心暗鬼が募るだけ。

②愛する人たちを苦しませてはいけない。そのためには悲観的にならないこと。苦しいだろうが努めて明るく振る舞うことを心がけよ。

 

マーシュ先生のおっしゃる通り、今を大事にし、一日一日を精いっぱい生きるしかない

 

   (2024・5・4 五郎ワールドから抜粋転記)

 

 

    幸いにも私 がんには罹患してませんが、

      それでも教えられる記事だと、響きました。