リブログさせていただきました_(._.)_
実践とは、小さな一歩を少しずつ践(ふ)み続けて、
積み重ねていくこと。
TVを買い替えた後、どうもBSの映りが悪く、アンテナコー ドをいじってるうちに地デジもBSも全て映らなくなってしまったのです。┐(´д`)┌ヤレヤレ
義息子が来てくれまして「アンテナコードの差込口の細い線がなくなってる」と新しいコードを購入し、治してくれました。よかったよかった!┐(´∀` )┌
医療ルネサンス
白 内 障
日本眼科学会理事長・筑波大眼科教授
大鹿哲郎氏(他 シリーズ1~5をまとめました)
眼球の中でレンズの役割をする水晶体が濁り、視力が低下する病気。主に加齢に伴って起きる。早い人では40歳代でかかる。まぶしさや目のかすみのほか、暗い所で見えにくい、物が二重に見える、細かい文字が見づらい等の症状が起きる。進行すれば視力が低下し、眼鏡をかけても矯正できなくなる。
治療は、
初期の段階では、点眼薬で進行を遅らせることが出来る場合もあるが、濁った水晶体を元に戻すことはできない。生活に支障が出てきた段階で、手術が基本になる。
角膜(黒目の部分)の端を2~3㍉切開する。濁った水晶体を超音波で砕いて吸引し、そこに水晶体の代わりとなる「眼内レンズ」を入れる。麻酔薬を点眼するため、痛みはほとんどない。かかる時間は20~30分程度。日帰りでも可。
①「単焦点レンズ」焦点が一か所なので近く、遠くのどち らかにピントを合わせることが多い。合わない距離にある
ものをハッキリ見るときはメガネを使う。公的医療保険の対象となる。
②「多焦点レンズ」「近くと遠く」「近くと中間と遠く」
メガネなしで生活できるとはいえ、単焦点ほどの鮮明さは得られない。くっきり見えず、暗い所での見えにくさもあり。
緑内障や糖尿病網膜症などの病気がある人には使えない。
保険では認められていないが、一部に保険が使える「選定療養」という仕組みの対象となる。
「基本的には、一生使い続けることができる。単焦点、多焦点のどちらが良いとは言えない。金額に差がある事もあり、9割以上の人が単焦点を選んでいる」
「それぞれの眼内レンズの長所と短所を理解した上で、ライフスタイルに合ったものを選んでほしい」
「目が見えやすくなるだけでなく、脳や心にも影響を与える。視力の改善で、目から様々な情報が入りやすくなる。それが脳への刺激となり、認知症の予防に繋がる」
「手術によりうつ症状や認知機能が改善する可能性を示す国内外の研究報告がある。健康に年を重ねるためにも早めに治療することが望ましい」
「後発白内障」
手術で起こる主な合併症の一つで、視界のかすみ、まぶしさなどを招く。手術の際、わずかに残った水晶体の細胞が、新たに入れた眼内レンズと、レンズを覆う膜の間で増殖してしまうのが原因。
手術で水晶体を完全に取り切るのは難しい。予防は出来ないが、濁った膜にレーザーを照射する治療で改善できる。
白内障の手術を受けた人の2~3割が経験する。術後数か月で発症する人もいれば、10年後に起きる人もいる。
「細胞が増殖しやすい30~50歳代の若い患者や糖尿病の患者は発症しやすい」
日本眼科学会など5団体でつくる
「日本眼科啓発会議」が21年にまとめた表
白内障の他、目と脳をつなぐ視神経の異常により視野が欠ける「緑内障」、目の奥の「黄斑部」に出血やむくみをきたし、視力が低下する「加齢黄斑変性」などを見つけるのに使う。
「問診だと、患者さんは、自分が困っていることだけを伝えるため、隠れている病気を見落とす恐れがある。様々な視点から目の病気の可能性を探れる」。
目の衰えは、早ければ40歳代で始まる。初期は自覚症状がなく、気づかぬまま進行してしまうことが多い。緑内障や加齢黄斑変性は、白内障のように完治できる手術はなく、進行すると失明に至る。
「目の不調の多くは、早めに気づいて適切な治療を受けることで、症状の改善や進行の抑制ができる。健康寿命を延ばすためにも、40歳を過ぎたらチェックリストを活用してほしい」。
(讀賣新聞 医療ルネサンス シリーズ白内障シリーズから)
(人''▽`)ありがとうございました☆