昨夕刻 おみくじをひいてみました。

 

 

 

 

 

新聞記事から

 

人生案内

精神科医 大野 裕 氏の回答

 

大切な人やペットのために力をつくしているのは、感謝されることを期待してそうしてるのではない。

その人たちを大切に思うからこそ、できるだけのことをしているはず。

 

あなたが手助けを必要とするようになった時、まわりの人たちは、大切なあなたのために進んで手助けしたいと考える。

 あなたが少しでも楽になったのを目にすれば、あなたが気づいているかどうかにかかわりなく、嬉しい気持ちになる。

 

私たちは、人が喜ぶ顔を見たとき、一番の幸せを感じる。

 

私たちは誰でも、自分の力だけで生きていけなくなる。

そのときに、お互いに心を込めて助け合えるように、今は体に良いものを食べ、周りの人のために力を尽くそう。

 

                 (2024・1・24)

 

 

人生案内

哲学者 小川仁志氏の回答

 

何事に対しても、自分にはできないんじゃないかと思って逃げてしまう。どうすれば逃げずに立ち向かえるか、そして自立して生きていけるかという悩みに……

 

哲学者三木清は、「人生論ノート」の中で失敗は個性として捉えている。

人生というのは冒険であって、冒険である限り成功もあれば失敗もある。どちらもあるから個性的な生き方ができる。

成功ばかりの冒険物語なんてちっとも面白くない。波乱万丈じゃないと。

 

そう考えると、むしろ私たちはもっと失敗すべきだという風にさえ思えてくる。その方が人生が豊かになる。

 

自立とは失敗を受け入れることなのかもしれない。先ずは、これまでの人生の失敗を受け入れることから始めてみてください。

                 (2024・1・21)

 

 

 

 

 

          フレイル講座から

 

 

 

 

からだの質問箱

 

 

間欠性外斜視

普段は両目の視線がまっすぐに合っているが、眠い時や疲れた時に、片目が外へずれた斜視となり、視線が合わなくなる。片目の視線が常にずれている恒常性斜視とは違って、弱視にはなりにくく、両目で物を立体的に見る両眼視機能も順調に育つことが大半。

間欠性の場合は手術を受けずとも、弱視になったり立体視が出来なくなったりするわけではないので、経過をみながら手術を受けるかどうかを決める。

 

就学後に学年が進むと、物がぼやけたり二重に見えたりする複視のほか、目の疲れなどが起きるようになってくる。

斜視の頻度が多くなると、両目での精密な立体視を維持できなくなり、球技や細かい手作業、文字の読み書きに支障がでてくることがある。

手術で斜視の程度が格段に少なくなり視覚の質も向上するので、就学前に受ける方は多い。

 

 

脊椎分離すべり症

背骨の一番下にある腰椎に生じる。「分離症」は背骨が未熟な10代から起き、背骨の前方部分(椎体)と神経を収める後方部分(椎弓)が、運動などに伴う疲労骨折による亀裂で分離した状態。

 

その亀裂が広がり、椎体が前へすべり落ちるようにずれた状態が「分離すべり症」。加齢で背骨の傷みや筋力低下が加わり、中年期以降に起きやすくなる。

 

進行すると、背骨の中を通る神経が枝分かれする出口が狭くなり、神経の枝(神経根)が圧迫され、下肢の痛みやしびれが生じる。

 

対症療法として、鎮痛薬を使用。

腰椎コルセットの装着も、体幹部に周囲から圧を加えて背骨を安定させる働きがある。腰に負担のかかる作業の際はコルセットが有効だが、常時装着は筋力が落ちる懸念もあり、リハビリとの併用がよい。

 

リハビリは腹筋や背筋を含め、体幹部を取り囲む筋肉を鍛え、自身の筋肉をコルセットのようにまとうイメージ。

ただし、上半身を勢いよく振る筋トレは、背骨に負担がかかる。理学療法士の指導を受けること。

 

前かがみでの長時間の作業や重い物を持ちあげる動作は避けること。保存的な治療で改善せず、生活に支障がある場合は、手術を検討する。

 

                 (2024・1・19)

 

              

 

 

        大学最前線から抜粋転記

政府は昨年9月、世界トップレベルの研究力を目指す「国際卓越研究大学」の認定候補に東北大学を選んだ。東京大や京都大を差し置いての選定は、優秀な若手が野心的な研究に挑 戦できる機会を広げる改革案が決め手の一つとなった。

 

        東北大 脱講座で若手育成

        研究ユニット制に転換

東北大の学際科学フロンティア研究所(学際研)(13年創設)は、優秀な若手が独立したリーダーとして活動できる「研究ユニット制」を採り入れた。海外大学では一般的な体制。

 

卓越大の計画案で、東北大は学際研をモデルにした研究ユニット制を原則、全学で導入する戦略を打ち出した。21年度時点で学内に830ある研究室を、42年度までに1800の研究ユニットに移行する。

 

講座制からの転換は、教授の「既得権」に手を入れることにもなるため、学内の意識統一が難しいとされる。それだけに東北大の計画は、審査した有識者会議メンバーから高い評価を受けた。「東大や京大は、東北大のようにスピード感のある全学的な改革の道筋を明確に示すことができなかった。そこが明暗を分けた」と、政府関係者は明かした。

 

                  (2024・1・23)

 

       

 

 

 

誰か故郷を想わざる

作詞 西條八十  作曲 古賀政男

 

 

 

 

 

 

 

 

     (人''▽`)ありがとうございました★