2018・12
2018年と言えば今から5年前…数年の間に次々と親戚・友人が身罷りました。今頑張っておられる方を大切にしなければ後悔しますわね。来年の目標の一つ有言実行致します!
室生(奈良県宇陀市)
寺行のバスがあったが、私は幸福な時間を再現するために歩いた
立原正秋「心のするさとをゆく」(1969年)
古くから水神が宿る晴雨祈願の聖地として知られた奈良の山里、室生には、九穴八海(くけつはっかい)と総称される洞穴や岩屋、淵、池が点在する。
穴に棲む龍王が雨の恵みをもたらすとされ、山肌を穿(うが)った清冽な流れが所々で溜まり、やがては谷あいの室生川へと集う。
名刹(めいさつ)・室生寺まで最寄駅から7㌔弱、川沿いの道に集落はなく、木立に響く水音が心地よい。
立原は室生寺の美しさは「山寺の閑静さにある」と綴っている。本堂から庭を隔て金堂が見える風景は「永遠の落ちつきがある」とも。
山寺の魅力を堪能できるのが奥之院へ続く参道だろう。
早朝、室生寺の山に霧がたなびき、さながら龍のように、
ゆっくりと天空に消えて行った
作家の立原正秋
原稿の締め切りを始めとする「諸々の煩雑」から解き放たれ、物憂いはずの雨中の散策が、「最近にない幸福な一刻」と思えた。
雨に静まる金堂や弥勒堂、五重塔など、寺のさまにも感激。
この山寺は仏法が生きている―ーーと称えている。
写真家の土門拳
老舗旅館・橋本屋を常宿とし、病後の土門が、1か月ねばりようやく雪景色を収めた。
標高400㍍に位置する室生寺は冬、しばしば氷点下に冷え込む。なのに地形が独特なのか、積雪は少なく、年に何度かしか積もらないそう。
山には常日頃から靄(もや)や霧がかかり、美しく幻想的な動きを見せる。天に登る龍のようで、伝説が育まれた理由が分かる。室生龍穴神社、その奥宮、妙吉祥(みょうきっしょう)龍穴などゆかりの地への案内もしてくれる。
室生寺は女人高野、石楠花など数々の言葉と共に語られる。
(2023・12・17 旅を旅してから)
部屋を隔てた窓から白いお月さまが見えます。
TVの声が一人住まいの侘しさを紛らわせてくれてます。
一人で住んでいるのは私自身の希望ですから侘しいと
いうのは単なる愚痴ですのにね。(*´σー`)エヘヘ
後何日かで、全員が来てくれますよ~~待ち遠しいわ~~
白いお月さまは輝いてきて、パステルカラーの空がお月さまを際立たせてます。素敵な景色ですよ。
(人''▽`)ありがとう☆ございました