体内時計持つアサガオ
語り継がれる植物学者
中井猛之進(たけのしん)の気骨
1882~1952年
食物分類学者・東大教授・小石川植物園長
ボゴール植物園長・国立科学博物館長
天皇、皇后両陛下がインドネシア訪問中に視察されたボゴール植物園。広さ87㌶、栽培品種は3200を超え、東洋最大級の植物園とされる。
開園はオランダ植民地時代の1817年。200年の歴史の中には日本の占領下に置かれた時期もあった。
1943~45年は、東大の中井猛之進博士が園長を務めた。牧野富太郎博士らとともに、日本の植物学の創成期を支えた。
ジャワ島に軍属として派遣された評論家の鶴見俊輔は、敵の目を欺く「偽装用植物」の調査で、中井園長の教えを請うたと明かしている。
中井が軍と対峙した局面があった。園内で育った大木を「資材として供出せよ」と迫られたが、門の前に立ちはだかり、守り抜いたという。
(2023・7・9 皇室点描から)
左側 夫の形見
真ん中 祖父母の形見
右側 娘の義両親の形見
撮影が下手で曲がってます💦
フッとそれぞれの方々を偲びます…