白ワイン 2014年 約6年前の夏の思い出です 赤ワイン 

 父母を歓待してくれた息子夫妻の優しさを思い出します。


 

 

 

 

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時代の証言者

山崎章郎

終末期を支える その4 最終回

 

ふんわり風船ハート2001年10月、東京都小金井市の聖ヨハネ会桜町病院ホスピスに来て10年、1年間休職し次の展開を模索することに・・・。「自立と尊厳を守る」という理念は、福祉と共通すると気づく。

 

1秋田県鷹巣町へ。北欧の福祉先進国デンマークをモデルとした「福祉のまちづくり」で有名。

 

<2000年、介護保険がスタート。1999年に鷹巣町(現・北秋田市)に高齢者向け複合施設「ケアタウンたかのす」を開設し、介護の先進自治体として全国の注目を集めたが、首長の交代や自治体の合併で政策が変化する>

 

202年9月、世界一の福祉と言われるデンマークへ。

 

3模索の末、たどり着いた答えはシンプルだった。ホスピスケアを必要とする人が大勢いて、家にいたいと望むなら、ケアチームを作って出向けばいい。その拠点には入居施設を併設する。これを「都市型ケアタウン構想」と名付けた。

 

ふんわり風船ハート2005年春 聖ヨハネ会桜町病院ホスピスを離れる。

専門のケアチームが居宅に出向いて終末期患者を支える仕組みを作ろうという構想の実現のため。

シャープチームを組む医療・看護・介護の事業所を1か所に集約した活動拠点=ケアタウンを整備する。

シャープ自宅独り暮らしの高齢者が入居する賃貸アパートを併設する。

シャープ2005年10月、ついに「ケアタウン小平」ルンルン(東京都小平市)として実現。活動を開始。

 

<06年、がん対策基本法が成立。同法に基づき07年にがん対策推進基本計画が策定され、患者の苦痛に対処する「緩和ケア」の推進が重点課題になる>

 

ふんわり風船ハートホスピス病棟では、痛みを訴える患者の半数以上に注射用モルヒネを電動ポンプで継続注入する方法を用いていた。ところが、在宅の患者さんにはこのポンプはほとんど使わない。飲み薬や貼り薬、座薬で解決する。自分のペースで過ごせる自由な空間。大切な家族やペットの存在。家族も患者の変化に自信をつけていく。

 

<2007年、厚生労働省が「終末期医療の決定プロセスに関するガイドライン」を策定。延命治療の開始や中止における患者の意思尊重を強調した>

 

「スピリチュアルな苦痛」

末期がんの場合、亡くなる2,3週間前になると急速に衰弱が進む。「こんな状態で生きる意味はあるのか」と苦悩し始める。真に心の拠り所となる存在が見い出せない。これこそがスピリチュアルな苦痛と言われるものの本質ではないか。

ラブラブ 頑張って!ではなく、辛いですね! と心から共鳴し最期まで共に歩むことを約束する。「あなたを大切に思う」とのメッセージを伝え続ける。絶望的な状況にあっても、そうした真に拠り所となる他者の存在が、「生きていていいんだ」という自己肯定の回復に繋がる。 緩和ケアの要諦はここにあると感じている。 

 

ふんわり風船ハート「ケアタウン小平」(東京都小平市)で毎年秋に開く「応援フェスタ」は、地域との繋がりを大切にしている。

 

<多様な住民同士が助け合う”地域共生社会”の実現は、2016年の政府の「ニッポン1億総活躍プラン」などで政策課題に掲げられた>

 

ボランティアの約2割は、僕らが在宅で看取った患者さんのご遺族。

世界保健機構(WHO)の定義によれば、緩和ケアとは、命を脅かす病気に直面した患者と家族をトータルに支える取り組み。

家族はやがて遺族になる。ラブラブ遺族が悲しみの谷から立ち上がり、自分自身の人生を歩み出すことを応援する。それも緩和ケアの重要な役割でしょう。

 

遺族会「ケアの木」が10年ほど前に誕生。

 

ふんわり風船ハートホームホスピスという取り組みが全国に広がりつつある。

住宅地の民家などで、人生の最終章を迎えた人が少人数で共同生活を営み、スタッフに見守られて最期まで過ごす。

 

始まりは2004年に出来た宮崎市の「かあさんの家」

5人程度の高齢者らが疑似家族のように暮らす。

 

介護保険の訪問介護は最重度でも24時間は使えない。空白部分を親族や自費ヘルパーで埋めなければならない。老人ホーム等もあるが、看取りをしない施設も多い。最期は病院。

ホームホスピスは、こうした問題の解決策になる。

 

小平市でも14年、ホームホスピス「楪」が誕生。

「ケアタウン小平」ルンルンチームと連携し在宅ホスピスを実現している。

 

<日本ホスピス緩和ケア協会によると、19年時点で緩和ケア病棟は全国431施設、在宅緩和ケア充実診療所・病院を掲げる医療機関は710施設ある>

 

下三角問題は質の確保。身体的苦痛だけでなく心理的なども含む世界保健機構(WHO)の定義に基づいた緩和ケアが出来ているか。

 

在宅緩和ケアでは、適切に提供されていれば在宅看取り率が高くなるはず。

 

ふんわり風船ハート身体的苦痛の緩和では、可能な限り意識レベルを保つことが大切。どうしても取れない苦痛には「持続的な深い鎮静」という手法があるが、もはや会話は出来ず、眠り続ける。実施には抑制的であるべきで、僕の診療所の実施率は亡くなる方の7㌫です。

 

ムカムカところが、緩和ケアが未熟だと早期にこの手法を使う場合も。平穏な最期に見えるが、真の緩和ケアとは言えず、注意が必要。

 

ふんわり風船ハート死は生の続きで、普通の出来事。死をタブー視せず、かってのように地域の文化として取り戻していく。そこに尊厳ある生と死」が見えてくる。在宅ホスピスは、それを具体的に実現する取り組みなのです。

 

(最終回は2020・5・21 時代の証言者から抜粋転記)

 

 

 

 

 

赤薔薇  クローバー  あじさい  黄色い花  あじさい  クローバー  ピンク薔薇

 

近場へお散歩に行ってまいりました♪爆  笑

 

夏のような日差しの中でしたが、外に出ますと気分爽やかに なりますね♪ 

うたた寝ばかりしてましたので、小一時間の散歩はエネルギ ー補給になりました♡   外に出なくちゃいけませんね! 

主人のように出たくても出られないのは致し方ありませんショボーン

 

 

 

 

 

 

 

 

♡♡♡ ありがとうございました ♡♡♡