今朝5時~5時15分
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上手く撮れませんでしたけれど
朝日が上っていく様子を収めました。
オオアマナ(英名;ベツレヘムの星)
ドクダミの葉とオオアマナです
アマナに似てますがアマナと違い有毒植物だそうですよ。
昨日は折角孫娘が作ったチーズケーキを上下逆さまで写すというトンマな祖母を披露してしまい、またまた オッチョコチョイが露見してしまいました。お恥ずかしい・・・
全員集合の日が延期になってしまったのですが、深夜の家族 達の遣り取りに「Zoom飲み会遣りますか」と。??? お~期待でワクワク。この祖母は近くに住む家族宅に行くことになりますかしら?
祖父はどうしましょ? 静かにお留守番?
早速早起きの娘からラインが入り、
「おかあさま(ふふふ) それじゃ父が参加できないでしょ」 と軽くいなされ、わが家でも出来るように設定してくれそう です♪ そうなんです、父が参加出来なければ意味ないですもんね!
近くの孫3人には会えてますが、遠方の4人+1人にはお正月以降会えないでいるのです。 寂しき祖父母ですが楽しみに待ってますよ、zoom飲み会♪
よみうり編集委員
芥川喜好氏
2006年4月から月1回 「時の余白に」 今回最終日。
1981年1月日曜版一面「日本の四季」を始めたとき32歳、
この秋で72歳。足掛け40年。終わってみれば、これが自分
の一生仕事だったかとも思います。
いつも頭の片隅にあったのは哲学者内山節氏の言葉
ごく普通の人々が歴史の主人公になっていく思想をつくり出したいと考えてきた氏は、たとえば山村に生まれそこで畑を耕して一生を終える老人の穏やかな表情を見ながら 「このおじいさんの世界を理解できなければ、自分の哲学は人間の持っている何かが分からないままに終わってしまうのではないか」と考えるのです。
(2020・4・25 時の余白に から一部転記)
わが家の老人も一生をやり終え、余生を過ごすこの数年間
上記と通じるような気がいたします。
ウイルス どう共生するか コロナとの向き合い方
歌人・細胞生物学者
永田和宏氏
1947年、滋賀県生まれ。
JT生命誌研究館館長、京都大名誉教授、
京都産業大学名誉教授。
専門はたんぱく質の働きなど細胞の研究。
(ウイルス学ではない)
99年「饗庭(あえば)」で読売文学賞・詩歌俳句賞受賞。
新型コロナウイルスの感染拡大は、いまだ終息の兆しを見せない。文学と科学の両面から生命の神秘に迫る取り組みを続けてきた永田氏よりウイルスとの向き合い方や歴史から学ぶべきことについて聞く。
<オンライン飲み会などと不可思議の会に
たがひにグラスをかざす> 永田和宏
という歌は、教え子との交流を詠んだ近作。「ひとりの自由さと、他者との関係のかけがえのなさ。その両方の間で、人間関係を根本から見直す時期がきているのか。
三つの生命の定義
膜によって外界と区切られていること。ウイルスはの
遺伝子を複製して子孫を残せること。条件を満たす。 の
合成や分解などの代謝活動をすること。 代謝はしない。
ウイルス
遺伝子の複製などの生命活動を行うためには、宿主の持つ
たんぱく質を借りる必要がある。ヒトや動物など、他の生命がなければ増殖できない存在。
永田氏はウイルスは生命だと思っていないが、最近は生命と非生命の境界線上のウイルスも発見され、ウイルスを生命と考える人も増えてきている。
新型コロナウイルスの特徴
インフルエンザウイルスなどは多くの人がかかって免疫を持つと、それが防波堤となり拡散が抑えられる。
SARS(重症急性呼吸器症候群)の場合は、すぐに重症化するため、患者を隔離しやすかった。
新型コロナウイルスは感染者に症状が出る前に他人にうつしてしまうので知らないうちに広がり、一番厄介。世界が一つの生活圏となったからこそ起きている現象。ウイルスが広がっているのではなく、人間がウイルスを拡散している。
人類の歴史から学ぶ
100年前に流行したスペイン風邪は、情報の隠蔽(いんぺい)が感染を拡大させた。第1次世界大戦の戦場で広がったが、参戦国は戦局が不利になるのを恐れ、事実をひた隠しにして感染が拡大した。中立国・スペインだけが情報を開示し、スペイン風邪と呼ばれるようになった。
新型コロナウイルスの場合、中国・武漢の医師が昨年末の時点で、警鐘を鳴らしたにもかかわらず、当局は『デマだ』として医師を処分した。 あってはならないことで、情報開示がいかに大切かが分かる。
スペイン風邪をテーマにした歌人・斎藤茂吉
<「はやりかぜ」に罹りし茂吉の詠ひたる
「現(うつつ)ともなし」は生死の境>
スペイン風邪は当時、日本でも猛威をふるった。
<寒き雨まれまれに降り はやりかぜ衰へぬ
長崎の年暮れむとす>
自らが感染した後では
<はやりかぜ一年(ひととせ)おそれ過ぎ来しが
吾は臥(こや)りて現ともなし>
生死の境をさまよったといわれている。
新型コロナウイルスは、今後強毒化する可能性はあるか?
新型コロナはRNAという遺伝子の鎖を1本持つRNAウイルス。
よく知られるDNAは2本の鎖が二重螺旋(らせん)をなしているため1か所に変異が起きても、もう1本の鎖の影響で元に戻りやすい。これに対し、遺伝子の鎖が1本だけのRNAウイルスは変異が起こりやすいといえる。つまり強毒化する可能性も弱毒化する可能性もある。弱毒化すれば我々の体内に残るだろう。
人類はウイルスを克服できるか?
我々の遺伝子にもウイルス由来のものがある。例えば、胎盤が機能するのに必須のシンシチンというたんぱく質はウイルスに由来する。人間は、ウイルスの助けを借りて子どもを産むということ。『ウイルスは敵』と思いがちだが、ウイルスの情報を自分の遺伝子の一部として溜め込んでいるのが人間という存在。人間はウイルスとずっと共生してきた。ウイルスは撲滅しようとしても駄目で、いかに共生を図るか。ウイルスとの共生はいまだ道半ばかもしれない。
(2020・4・25 解説 から転記)
♡♡♡ ありがとうございました ♡♡♡