つづき…
術後、父の体調はかなり良くなりました。
しかし、腹水は残っている状態…
一ヶ月程入院してましたが、体調が良好のようなので退院することになりました。
家に戻った父は食事は取れないものの、車の運転をして買い物に行ったり、兄弟の所に遊びに行ったり…
少しスリムになったものの、発病する前のような行動をとっていたそうです。
年末になり、私達家族が帰省する日を心待ちにしていたある日の事、大変調子が良く一安心していた矢先、突然自宅のトイレに行こうとした父が倒れ、母は驚き『お父さん
大丈夫?』と駆け寄って行くと、『ご飯も食べれてないし、ただの立ちくらみだから大丈夫だよ』と母を気遣うコメントを言う父…
大丈夫?』と駆け寄って行くと、『ご飯も食べれてないし、ただの立ちくらみだから大丈夫だよ』と母を気遣うコメントを言う父…母は異変に気付きすぐ病院に連れて行きました。
そして即入院
先生いわく、やはり口から食事が取れない事と貧血、抗がん剤のせいでこういう状態になったので暫くお休みして全ての数値が普通に戻ったらまた抗がん剤を再開しましょうとの事…
父が言うには抗がん剤が体内にある状態の時は臭いがダメですぐ吐き気がするとつわりみたいな感じになってしまうようで、暫くは点滴で栄養を取ってました。
そして年末年始の退院は無理ということになりました。
でも北海道の冬は寒く、下手に退院して自宅で風邪でも引いたら大変だし、病院に居た方がご飯は食べれなくても点滴で栄養は何とか補給出来るから安心、私達も毎日病院に帰省中は行くから大丈夫だよと言い父を説得…
そのまま入院続行となりました。
つづく…