「おうちでできる自然療法マスター」2回目 | 日々つれづれ

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はづきのアタマの中。

あ、気が付いたら2週間ブログ書いてなかったあせる

こんばんは、はづきです。


今週も行ってきました。

自然治癒力学校の、


「おうちでできる自然療法マスター」講座。


今回は第2回。
テーマは「子供の症状Q&A」。

子供によくあるさまざまな症状、
風邪とか、咳とか、熱とか、下痢とか嘔吐とか、
なぜそれらは起きるのか、その時身体の中では何が起きてるのか、
そしてどう対処すればいいのか、
身体の免疫機能の面からのお話しを聴くことができました。

子供の症状、とは言っても、大人にも十分当てはまります。

これらの症状はいずれも、
体内に入った菌やウィルスを排除したり、闘ったりするために、「あえて」身体が起こしている反応。

だから、薬でむやみに症状を抑えてしまうと、
十分に排除もできないし、闘うこともできない。
イコール病気が長引く原因になる。


胃腸風邪になって病院に行っても、すぐには下痢止め処方されないですよね。
「出し切らないと治らないです」
とか言われたりします。


でも、ここで誤解してはいけないのが、

薬を使うことがまったくダメというわけではなく、
やはり、必要なときは使う、という選択もしなくてはいけません。

たとえば、咳や高熱が続いて体力を消耗しているとき。
肝心の体力がなくなってしまっては、
排除も闘いも十分にできなくなってしまうので、
そういうときは薬を使って症状を抑えることも大切。

また、「意地でも病院には行かない」というのも、ちょっと違う。
病院に行って、専門家である医師に相談することで、
症状の原因を聞いたり、アドバイスを聞いたりすることも大切。
使う使わないは別として、薬を処方してもらうのも大切。
どうしてもしんどくなったときには、その薬を使えばいいんだし、
「お守り」として持っておくだけでも安心できたりするし。

先生がおっしゃってたのは、
「病院とうまく付き合いましょう」ということでした。



私が初めて知ったのは、

「鼻水が出てきたときには、すでに『風邪のひきはじめ』ではない」ということ。

だから、この時点で葛根湯とか飲んでも効かないそうです。あらま。

「ひきはじめ」というのは、
背中がぞくぞくする、なんか寒気がする、なんかだるい、
という症状なんだそう。
このタイミングで葛根湯を飲むと、バシッと効くらしいです。お試しあれ。



後半は、免疫機能についてのお話。
白血球の種類と、それらの働きについて、
わかりやすく教えていただきました。


アロマインスト試験のときにがっつり勉強したつもりだったけど、
いやー、ほとんど忘れてたあせる

あらためて教えていただいて、
「やっぱ免疫機能ってすごい!」と思いました。

だって、自分で意識しなくても、勝手に(?)闘ってくれるんだよ!
喉が痛ーい、とか、熱が出たー、とか、
こっちは「不快だ不快だ」って言ってるけど、
それらはすべて、白血球たちが頑張って闘ってくれている証。
しかも、素晴らしい連携プレーで。


ちなみに、免疫機能を高める役割をする「T細胞」というものがあるのですが、
これは、抗体を作る「B細胞」に指令を出す役割だったり、
逆に、抗体を作りすぎないように調節したり、
自ら菌やウィルスを退治したり、と、
さまざまな重要な役割を持っています。
免疫機能の要、といっても過言ではないくらい。

(わかりやすいように平易な言葉で書いてます)

この「T細胞」、胸腺という器官で作られますが、
胸腺は、思春期を境にどんどん縮小していってしまうらしいです。

ということは、T細胞を作るのは、思春期までが勝負!

子どものうちに、免疫機能を高めておくことが、
のちのちの健康体にとーっても大切!

ひえー!ひえー!



実験でマウスに埋め込んだガン細胞をやっつけていくリンパ球の映像を見せていただきました。

パックマン(古い?)みたいに、小さいリンパ球が大きなガン細胞をパクパク食べてるの。
そしてガン細胞がどんどん小さくなって、減っていく。

こういう働きが、常に私たちの身体で起きている。
なんにも意識していないのに。
なんてありがたい!

だから、私たちにできることは、
免疫活動の邪魔をしないこと、
免疫機能を元気にしてあげること、
その2つだけ。

風邪をひいたら、とりあえずあったかくして寝ましょ。

そういうことです。



あと、ワクチンの話、アレルギーの話も聞きました。

ワクチンについては、調べればいろいろ出てくるから、ここでは割愛しますが、
「国がやれって言ってるから打つ」
「何が何でも絶対に打たない」
ではなく、
そもそもワクチンとはどういうものなのか、
メリットとデメリットは?
をきちんとわかったうえで、接種するかどうかの判断をすべき、というお話をされました。


アレルギーも、書くと長くなるし、調べれば出てくるから割愛しますが、
アレルギーを起こす物質として「ヒスタミン」の話を少しされました。

「抗ヒスタミン」とか、たまに聞きますね。

ヒスタミンが過剰に分泌されると、アレルギー症状となって現れるのですが、
食べ物でも、ヒスタミンを含むものとかあるそうです。
なので、それらを控えるだけでも症状の緩和につながるかも。


帰宅後、その食べ物のこととかいろいろ調べました。
お恥ずかしながら、ひえー!そうだったのかー!ということばかり。

息子の軽いアトピー、食事に気を付けるだけで緩和しそうな予感・・・



最後に先生がおっしゃっていたこと。
先生のブログにアップされていたので、引用します。



「何も考えず、すべてお医者さん任せではなく

ちょっと考えて、子供を観察できる知識と知恵

全てのママに持ってほしいと思うのですね。


それは、

ママだけではなく、すべての人

に対してもそうですが、

本人の体だけなら、自業自得で良いのです。

でもね。

子供の心と体を作るのは、ママなんですよね。。。


子供には何の罪もないのです。。。


だから、

知っておくべきことは知っておいてほしい。

そして、選択・判断してほしい


そんな風に思うのですね。」



今回の講師をしてくださった、司このみ先生のブログはこちら→




よっしゃ、あらためてちゃんと勉強するぞ、と思って、図書館で借りてきた本。




真ん中の「クスリごはん」は、先生がおすすめされていた本。

「食べさせてはいけない~」の本は、たまたま図書館で見つけました。
こういうセンセーショナルなタイトルのものは、個人的にはあまり好きではないのだけど、
まあ、参考になるよね、と思って。



でもね、がんばりすぎるのも疲れちゃうから、
時々手抜きはするけどね♪