2月のエネルギー・イノベーション展ではマイクロ水力発電についてメーカーからお話を伺い、河川ではなく水質がよい浄水場に水力発電装置をつけるという業界動向に目からウロコだった、我々世田谷たんそへらし隊。

太陽光発電だけでなく、様々な自然エネルギ―について研究を重ねています。

メンバーの一人が九州出身で「九州大学が開発した、輪っかがついたレンズ風車というのがすごいらしい」という。

九州大学の研究・特許からベンチャー事業を立ち上げ製品化しており、民間企業や自治体に納入実績もあるという。コンタクトして、いそくみが今通っている五反田の選挙事務所の近くで会うことに。

営業の方にははるばる福岡から来ていただきました。

この風車の特徴は輪がついていることで発電効率が従来の風車の2-3倍、静音、輪が目立つのでバードストライク(鳥の激突死)がこれまでにないことなどです。

動画を含む1時間半ほどのプレゼントと質疑応答は、これまであまり縁のなかった風力発電の特長やマーケティングに基づく設計の工夫が感じられ、飽きることがありませんでした。

発電効率からいうと太陽光パネルに及ばないかもしれないが、効率を重視するなら、極論すれば、脱炭素の創電は電子力発電でいいじゃん、ということになる。

公園などのモニュメントとして、同じ価格の現代アートに比べれば発電してくれるだけお得。鳥が止まることのできる、それを見上げて風と創電を感じることのできる風車。災害用電源にもなり、脱炭素の象徴として、アピール度は高いのではないでしょうか?

 

これまで導入した他自治体の感想を聞き、また世田谷区内の設置候補地域でどれくらいの創電が可能か(環境省のデータとパソコンで算出できるそうです)調べ、実装可能性について調べてみたいと思います。