2月14日の早朝(または13日から日付をまたいで就寝前)。母はサンタクロースのように家族のベッドわきにチョコレートを置く。今年はデパートのバレンタインフェアに行く時間がなかったので地元で買い回り、夫には祖師ヶ谷大蔵の「ニシキヤ」の輸入チョコレート(意外にデパートよりお高いです)、ニキビを気にしてかチョコは要らない、という息子には成城プレリアルの焼き菓子。

しかし二人とも、感想を述べる間もなく慌ただしく出勤(登校)していきました。

 

その後、自分も外出前の身支度をしていて、今日は打合せだから、ふだん冬には使わないしゃっきり系の香りにするかと、蓋をとって…やらかしてしまった。蓋が手からこぼれて洗濯機の裏へ!

 

およそ、薬や化粧品の蓋をなくすほど困ることはない。まして揮発性のものは。

 

洗濯機の脇、または裏にものを落とした場合

①    手が届くところは、割りばしなども併用して取る

②    見えているが手が届かないところは、突っ張り棒の端にポスター用の両面テープを巻き付け、トリモチの要領でくっつけて取る。

ここまでが妻にできること。落としたものが見えない場合は、洗濯機を傾け、取るしかない。

これは夫が帰って来てからやってくれた、蓋があって一件落着。(フレグランスに詳しい人はご存じだろうが、ディオールのこのタイプの瓶は今はヴィンテージ品でしか流通していない)

 

「他に何の役にも立たないが、これ(洗濯機を傾けて落ちたものを探すこと)だけは安定して出来るようになったな」と夫。

 

そもそも我が家は2月末に見合いして秋に結婚したので、告白はおろか独身カップルのうれし恥ずかしバレンタインデーなんてものはなかった。

失くした大事な?ものを、嫌がらずに一緒に探してくれて、今年はよいバレンタインデーになりました。いつか夫も年をとり、洗濯機を傾けられなくなる日が来るのだろうが。

そのときは息子にやってもらおう・・・