年末から寝込んでいた夫は、年明けにクリニックで検査してコロナだったとわかりました。普通の風邪と違い高熱が続き、大の男もなかなか回復できないところ、油断できないものです。コロナワクチン接種が無料で受けられるのは本年3月末までですので、受験生とその家族、気になる人はお早めに受けてくださいね。

 

夫の回復を待ち、連休最終日は弾丸湯島天神詣で!言わずとしれた合格祈願のメッカ(?)です。

昨年亡くなった義父が、中学受験の時買ってきてくれた合格祈願の御札を返し(あの時は結果は全勝)、同じタイプの見開きの合格祈願お守りを買ってきました。

外まで並ぶ…というほどではないが、湯島駅からぞろぞろと若い家族連れが歩いて道に迷うことはない。境内に入るなり、両側に「合格〇〇」とのぼりを立てた屋台が出ており、座り込んでやきそばを食べている若者たち、受験という緊張感はうすく、お祭りのようです。いや、境内で何か食すことでご利益にあやかろうと、彼らなりに考えがあるのかもしれません。うちも、合格大福を手土産に求めました。

 

そしてメインイベントのお参り。人数が多いので横8列くらいに拡がって祈る。著名人のお焼香のようです。うちの前のご夫婦は、大学受験生の保護者世代だが、お祈りがとても長い。

よそのお宅は何校受けるのだろう?急に心配になってきます。

 

お参りが終わると、奥へと人が流れていく。ヴェネツィアのゴンドラのように、橋をくぐっていくとそこはお札の販売所。ここも行列が出来ており、お札の価格表が合格発表の掲示板に見えてきます。

絵馬は書かないけど、読むのが楽しい。中学・高校のは本人、大学は父母の記載もあり、国家資格の合格祈願もあります。

「全員合格」と太字で手書きされた予備校名の絵馬にはじーんと来ました。合否が分かれてしまう現実は、教える側には辛いものでしょう。

文京区このあたりは昭和の情緒たっぷりなのに、湯島天神には外国人観光客ゼロなのが意外でした。もっとマイナーな、世田谷の豪徳寺ですら外国人が来ているのに・・・合格祈願というのは、入試が厳しい(いったん入学すれば卒業がたやすい)日本ならではの風習なのかもしれません。