来年百周年を迎える成城のまちを祝う成城百年祭(仮称)が2024年7月に予定されています。まちの成立は諸説あり、来年をスタートに4年間、様々な催しをやる予定。
その一環としての「記念植樹班」に入っています。次の百年までもつ樹を選び、公有地(歴史的建造物の山田家住宅の庭が第一候補)植樹記念セレモニーを計画している他、
「国分寺崖線に自生する樹や草を実生から育てよう」活動も始めています。
手始めに、自分の家から近い神明の森の端に生えているムラサキシキブの種を採ってきました。あまり大きくならない樹で庭植えにもよいし、何といってもバブリーなパープルの実が見栄えがします。
ところが、ネットで調べると意外と実生から育てるのが難しい。まず、果実には発芽抑制成分が含まれるそうで(鳥に食べられ消化されれば、種だけになり糞とともにばらまかれるわけですね)、果皮・果実を取り除かなくてはいけません。
実の中には硬い種が4つずつ入っており、茶こしに入れ水をかけながら指でこすると、果皮が破れて分離してくる。が、全ては茶こしの中にあります。これを一旦水に戻す。種のほうが重いようです。
うちの家族はど文系(いちばん理系よりなのが私)なので、海老名の両親(理系)にLINEで聞いてみる。
「果皮を捨て、種だけ取り出すにはどうしたらよいでしょう?」
すぐに母親からリプライ「水をたくさん入れて、種が沈んだら上澄みを捨てる、を繰り返す」
できた!
チームメンバーにも分け、私も蒔いてみます。