いまだ新聞を購読し、広告をチェックする磯田家。
3日ほど前の折りこみ、「成城脱炭素地域づくりNews vol.2」という区が作成したチラシに愕然としました。
環境省が公募する「脱炭素先行地域」とやらに、世田谷区では成城で応募する準備を進めているらしい。丁番まで書かれたその広報地に成城3丁目、4丁目が入り、我が家の番地もばっちり入っていました(涙)
奇しくも外環トンネル計画上部地域となり国交省およびNEXCOと長年の折衝をしてきた成城3丁目、4丁目、国分寺崖線沿い。今度は地上から、環境省が攻めてくる。
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/sumai/011/010/d00205584_d/fil/News_vol2.pdf?fbclid=IwAR3ubSVXHThPJUYYsVmC--8ubdJM3bNjXfclBKi1aoj7ZX9a7szqoCLuWqA
脱炭素といっても、緑を植えたり節電すること、植物由来のカーボンニュートラル素材の生活用品を使うこともCO2の削減にはつながります。
しかし、成城全域と砧7,8丁目を対象とする区のアンケートを見る限り、意図するところは限りなく、太陽光パネルの住宅設置や蓄電池、EV車の購入の推奨(というか斡旋)に近いものです。
区の担当課に聞いたところ「住民説明会は人を集めてくれればやります」と、積極的に住民に説明する予定はなかった様子。このままでと、住民に説明することなしに(チラシを配布したことが“説明は済んだ”という言い訳になる)、国の公募にエントリーされてしまいます。
脱炭素の取組みは賛成ですが、いそくみ的にまずやってほしいのは節電。デジタルサイネージや動く歩道を計画的に止めるだけで相当の電力が節約できる。学校はじめ公共施設は全て再生エネルギー供給に切り替えが済んでいるのか? 住宅や車は個人の資産なので、手をつけるのは最後にして頂きたい。
区はこれに関するアンケートを受け付けています。今のところ成城全区と砧7,8丁目はアンケート対象地域になっていますのでご意見宜しくお願いいたします。
説明会は、1月中の土曜日に開催してもらえるよう区に申し入れし、該当地域の皆様にお知らせいたします。