今年も息子が受験生で家族では軽井沢に行けません。今年も「軽井沢文化遺産保存会」の講座に掛けて、一泊二日、ひとりで行ってきました。

 

一日目は昨年同様、大賀ホールでのチャリティ・コンサート。日程が違えば出演者が変わるようですが、昨年のウクライナ出身アーティスト ナターシャ・グジーの“水晶の歌声”がまた聴きたく、加藤登紀子との同じ出演日程で行ってきました。

ナターシャは白皙の美貌に透明感のある演奏と歌声ながら日本語ジョークを巧みに織り込んだMCを操り、もっとメジャーになってもよいと思われますが、昨年は情熱大陸で見たくらいでしたね。そして、コンサートはやはり加藤登紀子の出演時間になるとどっと来場者が増える。世代も人種も違う2人がともに平和への願いを歌い、自身の活動を紹介する貴重なひとときでした。

アーティストは知名度があるだけに、メッセージを発信すればそのへんの議員よりははるかに社会的影響力が大きい。複雑な思いもあります。

ロビーではCDのほか、ウクライナ刺繍のブラウスなどがチャリティ・グッズとして売られていました。いいと思った曲目がCDに収録されていなかったので、後日通販で選ぼうと思います。

 

家族と来るときは大賀ホールに来ることはないのですが、アウトレット直通ともいえる南口と違って、旧軽井沢に通じる北口駅前はまだ開発が進んでいません。

これは老舗だという、新軽井沢会館道向かいのイギリス古民家風のカフェ、旦念亭(たんねんてい)。

水出しコーヒーも食事も美味しく、お勧めです。

この外人さんはPCを使っていたので、通信環境も良いとみました。

お手洗いの場所を聞いたら「男女は、分かれています」と言い添えられたのがタイムリーだなと笑いました。

 

軽井沢に到着した時は今年は暑いと感じましたが、別荘地のほうまで行ってみると樹林の木陰も多く、気温が2℃ほど低いと感じます。

それでも、20代で来たときは宿泊先に冷房(エアコン)がないのが普通だったので、気候の変化は軽井沢にも来ているでしょう。

東京には見かけない、放射状にひろがるシダをたくさん見ました。画像検索すると一発「オシダ」と出た。

便利になったが「この植物の名前、ご存じの方教えて」とブログで尋ねる楽しみがなくなってしまいました。(続く)