今年初めに区政レポートの特集記事でもお知らせした、砧地域に5月から実証運行するオンデマンドバス(予約制マイクロバス)、「オンデマンドバス」「砧地域」で検索しても最新の案内が出てこない。バス誘致の活動を続けていた協議会の女性に電話で聞いたら、区のホームページのここにありました。
名称が「乗合ワゴン」に変わっている。
これでは乗ろうと思って探している人がたどり着けない!
当初、成城住民は祖師谷大蔵駅まで行かないと乗れないと思っていたが、砧図書館の前に停まるようですね。砧図書館まで自転車で行って本でも借りて、乗合バスで砧公園や世田谷美術館の前まで行く。美術館に行ったり、砧公園に座って借りてきた本を読む…すてきな休日プランになりそうです。
実証運行は、利用者が少なければ本格運行にならないのです。
砧図書館や世田谷美術館、その併設のフレンチレストラン「ル・ジャルダン」にも乗合バスの案内を置いて~!
各地域からバス運行を求める声が多いのに、区議会ではなぜかこの乗合バスには反対論が多かった。
バスは民間事業者が運営すべしというそもそも論。
反対する議員は自家用車で区役所まで通っている人が多かったように思う…交通不便地域で暮らすなら自家用車を買うべき=「パンがなければお菓子をお食べ」理論だろうか。
また「他の地域でもバス運行の要望があるのに、なぜ砧地域から始めるのか」という反対理由もありました。砧地域は、住民が誘致活動に最も熱心だったのが理由。ともかく、どこからか前例を作らないと、他に拡がらないだろう。
まずは砧地域の乗合バスが広まって、多くの人が利用することを祈るばかりです。