国立の二次まであと一か月ですね。我が家はようやく「来年もこの時期忙しいだろうな」と自虐ネタで笑える雰囲気になってきました。

この時期で付け焼刃で積み増しできるのは、文系は地歴でしょう。国語なぞ、英、国、数は身に就いた基礎力、センスみたいなものが試されるので、短期決戦には向かない。

 

いそくみの受験年、1985年の東大二次の世界史、「クレタ島出身の画家の名前」が出題された。クレタ島出身からは知らんが、宗教画とか、黒を基調としているとか顔が長い人物だとか(詳細は忘れました)画風の説明から力ワザで「エル・グレコ」と書いたら当たってた。これは普段美術に親しんでいたおまけみたいなものです。

 

入試は、今も昨日のことのように思い出せる。

 

今難関大学は女子の比率を高めようと必死だから、エリザベス女王が亡くなった今期は女子が大好きなロイヤルネタ、王室や立憲君主制について出るかもしれない。前に触れたが、エリザベス二世父のジョージ六世は今の日本で言えば秋篠宮の立場、兄のエドワード八世が「王冠を賭けた恋」で退位してしまったので王位が回ってきた。長女のエリザベスは母君に「弟を産んでー」と懇願したという話から、イギリスでは女王もありだが男子優先だなと類推できる(こういうB級ヒストリーは女子のが強い)。女性・女系天皇などはイデオロギーも絡むので入試には出題しづらいだろうが、2年後に当事者(皇族)が大学受験する可能性を考えれば、王室・皇室関連の出題は今年限りかも?

息子によれば、設立〇周年を迎えた組織なども出やすいそうで。各予備校予想問題に気合を入れていることでしょう。

 

親が出来ることは、美味しい栄養のある食事と快適なベッドメイキングぐらいでしょうか。あとはインフルやコロナを家に入れないこと。息子の好物の牛すじを実家が入手、すぐ調理できるよう煮てくれたというので、来週取りに行ってきます。

 

「最後の最後まであきらめず頑張れ」の母の思いを込めてトイレに貼った「三笘の一ミリ」。