池尻小の校庭が隣接地開発により減少する問題、反対するPTAや児童たちの声を聴き、改めて世田谷区には子どもの遊び場、運動する場が少ないことを実感しました(公園は今や憩いの場所で、球技など禁止看板が多い)。

さらに調べてみると、日本人の身長体重は2001年以降数ミリレベルだが縮んでいること、https://sndj-web.jp/news/001898.php

コロナ禍前から遊び場減少やスマホ・ゲーム習慣などで体力が低下し、東京は全国平均より低い。東京都教育委員会は平成21年から推進本部を設けて体力向上に取り組んでいることがわかりました。

20日から始まる第三回定例会の一般質問の一つにしよう。

 

会派内では、「体力の点数化、序列化が進む」「子どもに丈夫に育てて兵隊にするつもりか」(←戦前か)など反対の声もあったが、各校ほぼ毎年やっている体力テストの結果を校庭や周辺環境、学校での(多くは校長の指向による)体力向上の取組などと合わせ見れば、好事例が見えてくるはず。データ分析は大事です。

 

なぜ体力が必要か。将来勉強するにも仕事するにも子どもを育てるにも体力が要るんです。それはPTA世代がいちばん痛感しているかもしれない。

 

サバイバル系、災害映画など観ていると、主役とその恋人には最後まで弾が当たらず、岩石も堕ちて来ず生き残る(主役級で死んだのは「タイタニック」のジャックくらい)。ひょうきんでムードメーカーの仲間や理解ある上司は非業の死を遂げる。敵役は悪運強く最後まで生き残る。

独身時代は、映画を観ていて(自分はとても生き残れない。体力ないから崖から落ちる組だし、運動神経がないから弾をよけられないし、主役の彼女にもなれんしなぁ)と思ったものです。

男子の親となった今、自分はだめでも、子供だけは生き残ってほしいと切に願う。なぜいそだ議員は世田谷の子どもたちに体力をつけたいのかと問われたら、

みんな誰かの子どもであり人生という映画の主役になる権利があるから…わかりづらいか。