実家から出てきた母と成城でランチしたあと、豪徳寺を案内することになりました。おひとり様会社員時代の6年間を過ごした豪徳寺、(今では考えられないが)日曜の午後に家事など終わって新宿や渋谷に出るほどの気合がない日は、何度となく豪徳寺まで歩いたものです。母は「一度しか案内してもらったことがない」という。

山下の商店街は、昔住んだマンション近くの古本屋や花屋、銭湯はそのままですが、新しいおしゃれな店が次々出来て、息子に言わせれば「成城の商店街より楽しい」仕上がりになっています。お寺はそんなに変わらないはず…

変わっていた!

寺に近づくに従い、母子連れや外国人を含む観光客が一組、二組と増えてきて、境内は

和やかな雰囲気に。人がたくさん来ているとなんだか見どころが増え、立派になったように見えます。

三重の塔なんてあったっけ?近づいていくと、傍ででカメラを構えていたアーティスト風の女性が

「2段目の屋根の上に猫(の彫像)がいるの。かくれた撮影スポットなんですよ」

と教えてくれました。20年前は知らなかったよ~

 

母が「まねき猫を納める場所があったでしょ。あれが見たい」というので脇に回ってみると、あれ?屋根のついた場所ではなかったっけ?

いやいや、屋根のついた場所は既にまねき猫でいっぱいで、青天に所狭しと置き場になっている!

そもそもまねき猫って寺に納めるものなのか?うちは3匹大中小と玄関に居るので、観光客にでも持っていっていただかないと、人気スポットだけにこれは猫害…

世田谷の住宅事情みたい


もはや戸建て以外に高層階(石灯籠)にも在住

 

お正月過ぎたばかりなので絵馬もたくさん。最近は個人情報云々で絵馬は架けておかないともいうが、大学合格祈願から「彼女が出来できますように!!」という鼻息の荒いのまでおおらかに架けてありました。

一枚だけ英語で“香港にLibertyを”があったなあ。毎日暴動しているわけじゃなく、観光には出られるようですね。香港の若者に、東京は平和に見えたでしょうか。

豪徳〇寺、なんと読める?

夫は「わからん」 息子は「豪徳禅寺じゃね?」と言ってますが