お盆休みまでにはあと1日あるのだが、珍しく息子が高熱を出したと連絡があり、いそくみは早めに帰る準備をしていました。
と、その時 プワップワップワッ・・・と一斉に警報音。
(これなんだっけ?)というのが第一印象。
(地震速報だよ)という脳の指令がニューロンを伝って言葉になるまで1秒ほどかかりました。こわい、いやだという声も聞かれたが、結局体感できる地震は来なかった。
今日は細めのヒールを履いていたので、念のためローヒール社内履きを持ち帰りました。
帰宅してTV報道を見ると、システムが、ノイズの途切れを地震の途切れと勘違いした、誤報だったそうです。
例によってメディアは責めモードですが、そんなに大声で責めたてるほどのことだろうか?地震が起こっても警報がならないほうがずっとこわい。
今回は、個人が持っている端末が間違いなく地震警報を鳴らせること、自分のが鳴らなくても周囲の音で感知できることを検証してくれただけでも、ないよりあったほうがよかった出来事でした。
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では、なぜ異常が起こって警報が鳴ったのか。
お盆前だからです。お盆休みには水の事故、飛行機事故、バスの事故、いろんな事故があっていそくみもこの期間に複数の友人の命日があります。
「お盆には地獄の釜の蓋が開く」と言ったのは祖母ですがーfacebookをご覧になっている人は、数日前に従兄からシェアさせた昔の朝日新聞支局前の写真に写っている女性ー、この時期事故が多いがゆえに、ご先祖さまが気を引き締めよと、地震警報を鳴らしたのだと。そう思って間違いはない。
少なくとも、今日の警報を聞いてちょっと気が引き締まって、このお盆に不慮の事故で失われるはずの命が、5でも10でも救われた・・・と思いたい。