2週間ほど前、出勤するのに野川の遊歩道を歩いていて、川の中ほどで羽をひろげてゆらゆら揺らし、熱烈に白鷺(雌?)にアピールしている黒い鷺を見ました。
「ダーウィンが来た!」でもよくある風景だが、こういうときのメスはつれない。
いや、OKの返事はどうするんだろう?がんばれよ!と思いながら通り過ぎました。
あれから1週間ほどして投票日直前、川の浅瀬のちょうど同じ位置に、白鷺がきれいなM字型に伏せて・・・死んでいた。
透明な水の中に、すうっと脚が伸びているのが見え、羽は目にしみるほど白い。2時間ドラマの始まりみたいです。
息子も気づいていたらしく、
「あれはオモチャだよね?」という。
わざわざ野川に白鷺のオモチャ、捨てないだろう。
何か自然観察のためのダミーかな、とも思ったが、さらに1週間経過した今も川の中にあり、羽の白さはそのままに、だんだん形が崩れていくようです。
回収しにも行けないしな。
「鳥インフルエンザ対策で、鳥の死骸は区に通報を」という記載を以前読んだ気がしてホームページを見たが、
「鳥が死んだからといって鳥インフルエンザとは限りません」
という記載に変わっていました。パニックが落ち着いたというところでしょう。
しかし野生動物は、死ぬときはどこかに身を隠して死ぬものではないだろうか?
何か、事件性を感じます。